2016/12/31 ■ GPD Winの裏蓋を不具合のないものに交換する Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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GPD Win、予備もふくめて2台体制で臨んでおりますが、メインに使っているほうの機体の裏蓋にちょっとした不具合があるので、裏蓋を交換してみることにしました。え、不具合の内容ですか?ああ、ちょっと歪んでるので机に置くとがたつくんですよ。そういうのとか、ほら、不具合が、いろいろ、ね?

2016/12/29 ■ GPD Winを机で腰据えてしっかり使うためのスクリーン拡大レンズホルダーをつくった Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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(※出落ちです)

GPD Win両手でわっしと握って親指ぽちぽちできる現代のUMPCとして移動中、ベッドの中でと大活躍ですが、その見た目の印象に反してそこそこの速度で動く「結構ふつうに使えてしまう」PCなため、机に座ってしっかりと作業したくなることもあるわけです。

とはいえこのGPD Winのキーボード。慣れてくると机に置いて両手人差し指タイプでもそこそこ打ててしまう(※個人差があります)(※人間慣れれば慣れるものです)ため、まあ単体でもまあいいかって感じでもあるのですが…まじめな場でGPD Winを使っていると「傍目からはDSで遊んでいるようにしか見えない」という問題点が!

2016/12/27 ■ PSVR「Rez Infinite」を全身で体感するシナスタジアスーツ(本物)を体験した! Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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ひゃっはーーーーー!

思わず自作してしまうほど恋い焦がれていたPSVR「Rez Infinite」の「シナスタジアスーツ」。ついに本物を体験することができました!うひゃほおおおう!

2016/12/22 ■ PSVR「Rez Infinite」を全身で体感するシナスタジアスーツを5740円で自作する Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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この記事はドワンゴ Advent Calendar 2016 22日目の記事です。

去年:ドワンゴ Advent Calendar 2015の記事
THETA S長時間稼働ジャケットで長時間全天球ライブストリーミング
一昨年:ドワンゴ Advent Calendar 2014の記事
リアルロボットバトル バトロイド視覚システム解説(Oculus Riftで2mサイズの戦闘ロボットを操縦してみた) 

PSVRで遊ぶ「Rez Infinite」はほんとうにそれだけでも最高に楽しいのですが、いやほんとうに最高に最高に楽しいのですが、世の中にはRez Infiniteをマキシマムに楽しむためのアイテム「シナスタジアスーツ」というものがありまして…。これ、なにやら胴体部分と両腕、両足、合計26個の振動子で全身にさまざまな種類の振動が加えられ、さらにはLEDライトが仕込まれたアウターで周囲の人は振動に呼応する色鮮やかな光を見て楽しめるというすごいもの。ああこれを着てRezをやってみたい。やってみたい。やってみたい!!!

Rez Infinite発売時にこのシナスタジアスーツの一般体験会なども開催されていてすっげー行きたかったんですが、スケジュールが合わず結局行けなかったのがもう心残りまくりでした。で、あまりにも心残りまくったので自分で作ってみることにしました

2016/12/07 ■ GPD Winを仕事にプレゼンにさらに活躍させるためのアクセサリをつくった Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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いやもう、現代に舞い降りたUMPC「GPD Win」はちっちゃなPCマニアのおじさんのハートをギュギュッとつかみまくりまして、GPD Winたんの存在はそれはそれは愛しくて愛しくてしかたないわけです。みなさんこの気持ちわかりますかね。わかりますよね。

まあそんな次第ですのでそれまでサブPCとしてはTransbook T90chiを使っていた私ですが、すっかりすべての作業環境をGPD Winに移してしまいました。毎日たいへん快適に使っております。なんといっても、GPD Winは「ケツポケットに入る」のが本当にいい。ちょっとPC持って打合せ…みたいなときに、完全に手ぶらで移動できるようになりました。

で。

あまりにも「普通に使えてしまう」PCなだけに、仕事も含めあらゆることに使っているとちょっとした不便を感じるようにもなったのです…。

2016/11/26 ■ ファーウェイのブロガーズミーティングでHuawei P9を触るの巻 Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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ファーウェイのブロガーズミーティングというものに参加してみました。実はこういう「ブロガーミーティング」ってほとんど参加することがなくて(いままでの参加例:ニコンUP300xEye-Fi X2)なかなか勝手がつかめなかったのですが、現行メイン端末としてとても気に入っているHuawei P9の話が聞けるかな!?と飛び込んでみることにしました。

冒頭の写真はブロガーイベントのナビゲーター・モバイルプリンス氏とAndroid総合情報サイトGAPSIS 編集長 長田氏。写真はもちろんHuawei P9のワイドアパーチャ撮影モードを使用。こういう前後にメリハリのある構図だとスマホらしからぬ写真がぬるっと撮れるのがほんとステキです。

2016/11/20 ■ GPD WinでSteamのゲームを遊ぶときはBig pictureモードにしてはいけない Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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前回につづいていま一番(一部のスキモノに)アツいガジェット「GPD Win」の話。前回はUMPC(Ultra Mobile PC)として素敵なPCであることを軽く紹介しましたが、これもともとは携帯型のWindowsゲーム機としてつくられているデバイスで、本体にはイイカンジのゲームコントローラーが内蔵されていたりするわけです。ならば、やはりゲームをしてみたい、というのが人情というもの。

で、PCゲームといえばやはりSteam。そして、Steamにはテレビなどにつないで(マウス・キーボードではなく)ゲームコントローラーでゆったりメニュー操作するためのモード「Big Pictureモード」があり、ゲーム専用機然としたGPD Winにはまさにコレ、といった様相です。

しかし…!ちょっと待ってほしい。GPD WinでSteamのゲームを遊ぶのなら、Big pictureモードにはしないでおきましょう。…というお話。

2016/11/16 ■ 現代に舞い降りたUMPC 「GPD Win」の電源回りを改善する Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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一部に熱狂的なファンがいる(含む自分)「UMPC」(Ultra Mobile PC=超小型PC)というジャンル。ながらくこのジャンルをカバーするPC製品が出ていなかったのですが、最近「GPD Win」というPCが発売になり(スキモノの間で)大変話題になっています。

私もさっそく…というか当初のクラウドファンディングIndiegogoでは支援者番号2桁、その後の日本版クラウドファンディングMakuakeでは「先着10名」枠に入る勢いでがっつり前のめりでゲットし、そのかわいさに惚れこみまくりです(このblog記事もGPD Winで書いています)。

で。
このGPD Win、UMPCとしてとても素敵で超楽しいんですが、もともと「エミュレータでゲーム遊ぶためのAndroid機」という大変なんというかこのフリーダムな雰囲気の「GPD XD」という素敵端末を作っていたGPD社(GamePad Digital、の略)が作った製品だけあり、いろいろ大陸的というか雑…もとい、おおらか(婉曲表現)なところがありまして、使っていく上ではある程度の割り切りや自らの工夫が必要になってきます。

なかでもみなさんが困るであろう点は「電源回りの挙動がなんかおかしい」ところかと思います。そこで、GPD Winの電源回りの謎挙動とその解決策をまとめてみました。

2016/11/07 ■ World in a jar - ジャム瓶の中の世界 - THETA写真を机の上に Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテストに、ひっそりと「World in a jar - ジャム瓶の中の世界」という作品を応募しまして、ありがたいことに「審査員特別賞」をいただきました2年連続の受賞!となります。今回は昨年と違いコンテスト名に「IoT」が入り、審査基準も「IoT時代にふさわしいイノベーティブなもの」。IoTどころか今回まったくデジタルなデバイスが含まれない完全アナログなガジェットを応募してしまったのであんまり期待していなかったのですが、評価いただけたようでたいへんありがたいことでございます、、、

というわけで、この応募作品「World in a jar」を紹介したいとおもいます。

<かんたんなまとめ>

・「World in a jar」は、スライドフィルムに360度写真を焼き込んで、ジャム瓶などに投影するアナログな球面プロジェクター装置です
「物理的にパノラマ写真を保存したい」「お気に入りの写真は机に飾りたい」「でも写真がかさばったりするのは嫌だ」という問題を解決しようとしています
・プロジェクター部は秋月電子のドーム型スクリーン用カラー液晶プロジェクタを使用。かんたんな工作でこれをスライドプロジェクター化しています
秋月ドームプロジェクターを使って遊んでいるみなさんがお困りの「よい球体スクリーンがない」という問題についてもひとつの回答も。素敵なぴったりのスクリーンを発見しました!

2016/10/03 ■ 「ホログラム」より凄い、$899の立体ディスプレイ「Volume」と、「立体ディスプレイ」という技術 Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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「Volumetric Display」…つまり、いままでのディスプレイのような「平面」ではなく、「立体」を表示するディスプレイ。奥行も含めて、「体積」を感じられるディスプレイ装置。そんな夢のような新製品「Volume」が先日発表され、発売前の予約が始まりました。

奥行も表示される立体ディスプレイ…というと、「ホログラム」という語が思い浮かびますが、じつは2016年現在一般的に「ホログラム」「ホログラフィック」と呼ばれている立体映像の類は、ほぼすべてが「ホログラムではない」し、「立体(3D)ではない」ものだったりします(詳しくは後述します)

そんななか、今回発表された「Volume」は、やはりホログラムではないものの、「立体」のディスプレイを実現しています。原理自体は簡単なもので、だからこそ万能ではない(欠点もある)のですが、プロモーションビデオなどを見る限りではなかなかいいかんじに見えます。これがいまなら$899(定価$2099、プリオーダー受付開始初期価格が$999、紹介リンク経由の注文だとさらに$100割引の$899)というわけで、なんだか手の届くものになってきました。

2016/09/27 ■ 遠隔でPCの電源を入れる、無線LAN×WoL電源ボタンをつくった Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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先日自宅のデスクトップPCを無線化した話を書きましたが、ここで「PCの電源ボタンだけは本体に押しに行かなきゃいけない」ことを課題としてあげたところ、複数のかたから「Wake on LANを使え」というツッコミをいただきました。まったくもって「それもそうだな」と感じましたのでWake on LANを使った物理遠隔PC電源ボタンをつくってみることにしました。

2016/09/23 ■ 無線化デスクトップ環境を構築し家庭内ノマドの民となる Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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ノマド(nomad)は、英語で「遊牧民」の意味。近年、IT機器を駆使してオフィスだけでなく様々な場所で仕事をする新しいワークスタイルを指す言葉として定着した。このような働き方をノマドワーキング、こうした働き方をする人をノマドワーカーなどと呼ぶ。
知恵蔵2015から/コトバンク

我が家でも先日大幅な模様替えを実施した結果、華麗に私の書斎部屋が子供部屋にジョブチェンジ(あるある)、私の作業スペースは「リビングのどこか」となりました。

この場面で便利なのはノートパソコン。普段持ち歩けないような大きいサイズのノートPCが売れているのはまさしくこういう「自宅内モバイル」使用目的かと思います。しかし、私の自宅での普段使いのPCは丹精込めて作り上げたVR Readyでパワフルな水冷ポータブルゲーミングデスクトップです。どうしたもんかな、と考えた結果、このデスクトップPC環境を家庭内モバイル運用することにしました。

2016/09/16 ■ Pokémon GO Plus(ポケモンGOプラス)を「開ける」よ!!! Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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発売前から「自作チャレンジ」などしていたこともあり、興味津々のポケモンGOプラス。本日9月16日ついに発売になったので、さっそく入手し「開けて」みました!!!!

2016/09/13 ■ Pokémon GO Plus (ポケモンGOプラス)自作チャレンジ! Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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ポケモンGoと接続するデバイス「ポケモンGOプラス」の発売日が9月16日と決まり、いよいよポケモンGo本体にもアップデートでPlusと接続する機能が搭載されました。

となるとなんというか、小型ガジェット+自作クラスタとしては自然と「自分でつくってみたい!」ないしは「ポケモンGOプラスを自分のアプリ/デバイスから制御してみたい」という欲求に繋がるわけです。このblogを読んでいるようなみなさんも当然そうですよね?

うち「自分のアプリから制御する」ほうは発売日後のおたのしみとして、とりあえず「ポケモンGOプラス相当のデバイスを自作できるか」チャレンジしてみることにしました。

2016/09/10 ■ 「よいUSBケーブル」のすすめ Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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先日自分のモバイル環境(携帯しているバッグの中身)をご紹介しましたが、ここでも「安定性を重視」と書いたとおり自分はいまUSBケーブルには少しこだわりがあります。

これまで100円ショップで売っているUSBケーブルを使い倒してみたり、充電/通信ケーブルを混在させていたりといろいろと試行錯誤してきました。しかし、以前ならともかくいまは「充電専用ケーブル」「100円ショップのケーブル」で試行錯誤する必要はほとんどなく、「良い通信対応USBケーブル」を持っておくべき、と考えています。

2016/09/08 ■ 時代はいまデュアルセンサー・カメラ!Huawei P9を3ヵ月みっちり使い込んだ Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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iPhone 7がデュアルセンサー・デュアルレンズのカメラを搭載すると発表されましたが、実はいまでもLEICAと共同開発、との触れ込みで「デュアルレンズ」なカメラを搭載した、SIMロックフリーなスマートフォン「Huawei P9」が販売されています。実際のところこのカメラの実力はどうなのか、そしてこのスマートフォン自身の使い勝手はどうなのか、発売日から3ヵ月弱、みっちり使い込んでみましたのであらためてレビューしてみたいと思います。

2016/09/06 ■ ポケモンGo時代のボディバッグひとつでフルカバーするモバイル環境2016 Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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みなさんポケモンGoプレイしてますか!?
ポケモンGoを始めてから、屋外で活動する時間が増えてきています。が、我々ネットワークジャンキーとしては「インターネット」と「電気」は空気みたいなもので、無くなると呼吸できなくてしんでしまいます。ですよね?

なので、屋外稼働時間が増えてくる、ということはいかに効率的に、常に持ち歩ける機材量で、呼吸を続けられるか。あらゆる条件で、困らない、ひととおりの環境を携帯できるか。そんなようなことを考えてしまうわけです。

というわけで。本日は、2016年夏現在の私の携帯呼吸環境…もとい、モバイルセットを紹介したいと思います。

2016/08/21 ■ 小型・折りたためる・安価!スマートフォン用ブラシレスジンバル「X-CAM SIGHT2 Creative Sight」 Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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スマートフォンのカメラ性能がどんどん上がっているいま、普段持ち歩いている電話以外に「カメラ」を持つことが本当に少なくなりました。しかし、走り回る子供を撮影するとなると話は別。専用ビデオカメラの手ぶれ補正機能はいまだに捨てがたい魅力があります。

しかし…撮った後のファイルの取り回しのことも考えると、やはりスマホで撮れるものは撮っておきたい。というわけで、実は最近私はスマートフォンのほかにブラシレスジンバル(カメラスタビライザー)を常に持ち歩いていたりします。(持ち歩いている装備については次のblog記事をごらんください)

で、これがなかなか具合がよろしい。ジンバルをつけて動画を撮るのはとても楽しくて、スマホカメラの使い方が明らかに変わりました

ところが…楽しいんだけど、やっぱり、ちょっとだけ、邪魔なんですよね。邪魔っていうか鞄の中とか(装着したあと使わない場面での)手の中とかでの収まりが悪い。うまくたためる、コンパクトなジンバルがあればいいのに…!

と思っていたら出てきたのがこれ。X-CAM SIGHT2 Creative Sight。というわけで、さっそく試してみました。

2016/06/26 ■ <解決編>絶対にWindowsストアでWindows 10 Home→Proへのアップグレードをしてはいけなかった話 Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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大きな反響のあった「絶対にWindowsストアでWindows 10 Home→Proへのアップグレードをしてはいけない」という話。要するに、WindowsストアからWindows 10 Proへアップグレードした場合、ちょっとしたハードウェアの変更によりライセンスが無効とされてしまい、14000円が無くなってしまう…という、にわかには信じがたい出来事をまとめたものでした。

該当のblog記事にも随時追記してありますが、この件、その後マイクロソフトのサポートからは「ライセンスが無効となる、という案内は誤りだった」と認めていただきまして、さらにはWindows 10自体のアップデートで今後このような場合でもトラブルシューターで再アクティベートできるようになるそうで、完璧に解決となりました。もう、WindowsストアでProへのアップグレードをしても大丈夫です!

2016/06/15 ■ 【更新終了】Playstation VR (PS VR / PSVR) 予約方法まとめ <2016/6/18版> Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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※6月18日 11:00※ 今回の予約戦争の総括を追記し更新を終了します

いよいよPSVR(Playstation VR)の発売日と予約開始日が発表されました。
発売日は2016年10月13日(木)、予約開始日は6月18日(土)です。

で、予約可能店舗が限られている+特殊な予約方法が取られている店舗もけっこうあるようなので「じゃあいつ何をすれば予約できんのよ!?」というのをここで軽くまとめてみたいとおもいます。

 

今回の総括(6/18 11:00追記)

ネット予約は予想していた通り瞬殺でした。ネット予約で予約をするのは相当難しかったと思います。いっぽう、時間を取って実店舗にアタックすれば比較的予約のハードルは高くありませんでした。この「ネットは瞬殺だけど実店舗は比較的余裕がある」というのはPS2/PS3/PS4あたりの予約でも繰り返されてきた風景なので、今回も同様であることは十分予想できました。

いっぽう、今回はその「余裕がある」実店舗側も、「抽選予約」や「体験予約」といった形態が含まれておりただそのまま突撃しただけではどうもまずそうです。特にソニーストアの体験予約のシステムは発表済の予約開始日より前に「予約会に参加するための予約」がはじまっているなど、まさしく「情報を制したものが勝つ」状態にありました。

この「情強が勝ち、情弱はただ指をくわえてみているだけ」になりそうな状態は、さすがにちょっとアンフェアだ。

そう思い、自分の力の限り情報をかき集め、自分の足で取材し、まとめ、このページをつくりました。ここに書いてあることをきちんと読み込んで行動すれば、十分に予約は勝ち取れるだけの材料は提供できたのではないかと思います。

実際私が列に並んでいるときも周囲のみなさんがこのページを参考にしてくださったことを教えていただきました。少しでも「欲しい人」の手にPSVRが渡るお手伝いができたのなら嬉しいです。

なお、それにしても激戦でしたので出遅れたかたもいるかと思います。6/18の予約合戦に出遅れたかたはこの下「6月18日のPSVR予約に出遅れた場合は」をごらんください。

2016/06/06 ■ 「携帯動画変換君」のむかしばなし Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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最初に「携帯動画変換君」を公開したのが2004年10月10日。最後にアップデートしたのが2005年12月。もう10年以上経ってしまいました。10年以上アップデートしていない「過去のソフト」であるにもかかわらず、いまだに「変換君の人」と呼ばれたりするので、ほんと愛されていたんだなあと思います。ありがとうございます。

「携帯動画変換君」については、ffmpegのフロントエンドという形をとりつつ、ffmpeg自体にも結構カスタマイズの手を入れていたり、その機能拡張の方向に実は一貫した方針があったりと、ごくシンプルな機能・見た目に反してそれなりに手間がかかっていたりします。いままでもときどきTwitterなどで話すことがあったんですが、今回そのあたりの話をすこしまとめておこうかと思います。
(※このblog記事で引用して使おうと思って先にスライドをニコナレにアップロードしたら記事書く前にスライドが先に拡散してしまい、既に先のスライドのブコメでみなさん同窓会しちゃってるのでなんかこうあらためて書くのも蛇足だなあと思いつつ、、)

2016/06/04 ■ 【更新あり】絶対にWindowsストアでWindows 10 Home→Proへのアップグレードをしてはいけなかった Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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(2016/6/26 12:00追記)
この問題についての解決編記事を書きました。本記事で挙げた問題はすべて解決しました。

(2016/6/23 11:00追記)
この問題について、Windows 10 Aniversary Updateで改善されるようです

(2016/6/8 18:30追記)
本件、MSサポートの対応(失効として取り扱うこと)自体が誤っていた、といったん認めていただきました。サポートの対応マニュアル自体が誤っている可能性もあり、あらためて確認の上連絡いただきます

世間ではWindows 10へのアップグレードについていろいろ騒がれておりますが、それとはちょっと違い、Windows 10 HomeからWindows 10 Proへアップグレードすることについて

Windowsでは、HomeやProなどのエディションによって使用できる機能がわかれておりますが、上位の機能を使いたくなった場合でも「設定→更新とセキュリティ→ライセンス認証」の画面から簡単にWindowsストアに移動し、上位エディション(Pro)へ再インストールなしでアップグレードできるようになっています。今回、私もその手順でアップグレードしたのですが、結果的にえらい目に合いました。その後マイクロソフトのサポートと細かくやりとりした結果、結論から言うと、このストアからProへアップグレードする手段は使わない方が良い、という結論に至りました細かい経緯はあとに書きますが、理由について先に要約しておきます。

【おおざっぱなまとめ】

・ストアからProへアップグレードすると、パーツひとつ交換しただけでアップグレードが無効となり1万4000円が消えてなくなります。そしてこれはそういう仕様でそういうライセンスです。

【要約】

・WindowsストアでのHomeからProへのアップグレードは、「1台のPC」に対してライセンスされる。異なるPCでは無効となる。
・「同一のPCであるかどうか」の判定基準は非公開であり、どのような条件で「違うPCとみなされるか」はユーザからは判断できない今回私は1台SSDを追加した(ほかのパーツ構成はまったくいじっていない)ことで「別のPC」とシステム上判断されたため先に購入したProへのアップグレードは無効となった。これは同一のパーツ構成ではないので仕様どおりの動作でありライセンスは無効である
・つまりここで言う「1台のPC」とは、基本的にパーツ構成などが全く変化ない完全に同一構成でありつづけるPCを指す。厳密にはそうではなく多少のパーツ構成変更があれど同一PCとみなすことはあるが、その判定基準は非開示でありユーザからは判断できない。現実としてわずかなパーツ変更でも別のPCとみなすことはあるので、ユーザ視点では「一点たりともパーツ構成の変更が許されない」と理解するしかない
・このパーツ変更が部品の故障を起因とするものであればライセンスを有効としなおすこともできるが、「容量が足りないため」などというユーザ欲求による交換の場合はそれは当然として別のPCなのでライセンスを移行することはできないこれはそういう仕様でありそういうライセンスである

2016/03/25 ■ 株式会社ウィルレイズから不動産の営業電話があった Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

「株式会社ウィルレイズ」という会社から不動産の営業電話が携帯電話宛にありました。
非常にパーソナルな領域である携帯電話宛に営業電話というだけで怒り心頭、非常に迷惑なわけです。なので、最近は営業電話(迷惑電話)を受けた場合「このような“名簿業者から名簿を買う営業電話”はそもそもコストメリットがない、割にあわないものである」という状況を作り出す対応をすることにしています。

ひとまず
今後「株式会社ウィルレイズ」から営業電話がかかってきた場合は、かならず「いまかけてきたこの電話はどこから入手した情報を元にしているのか」尋ねてください。「株式会社ターゲット」で買った名簿だ、と言われたら(そしてあなたが「株式会社ウィルレイズ」から個人情報取得についての通知を受けていないのなら)当のウィルレイズは個人情報保護法違反を明確に認識しながらしていることが明らかになります。速やかに国民生活センターに通報しましょう。

※2019年6月19日追記
本ブログ記事にまつわる「DMCA違反という申告による記事の削除と復帰」という興味深い事例が発生しました。その詳細はこちら

2016/01/18 ■ 週刊小型Oculusマシンをつくる(趣味全開ポータブル・ゲーミングデスクトップPCをつくった) Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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Oculus Rift製品版(CV1)の予約がついにはじまり高いだとかKicksterter出資者には製品版がプレゼントされるだとかいろいろ大騒ぎです(もちろん私はKickstarter出資組!)。つまりはついに「製品版Oculus Riftが手元に届くことがリアルにイメージできる時期」になってまいりました。というわけで、市民の義務として「Oculus Riftさまをお迎えするための環境」を整えて正座しながら待たなければならないわけですよ。ですよね。

ところがOculus Riftさん、当然のことながらPCの要求スペックが非常に高いのです。グラフィックスカードはかなり最近の高スペックのもの、基本的にデスクトップPCが求められています。推奨スペックの最低限GTX780TiかGTX970ですから生半可ではありません。このスペックを市販のPCでまかなおうとすると(そもそもメーカーPCではほとんどありませんが)がっつりごっついゲーミングデスクトップPCになってしまいます。

でも、Oculus Riftでいろいろデモとか作っていくことを考えたらデモ環境をあちこち持ち歩くこともできたほうがいいような気もします。フルタワーでがっつり豪快にハイスペックPCを用意してしまうとそれはそれであとがつらい予感。

ないものはつくるしかない。

ので、「携帯可能かつハイスペック、Oculus Riftさまをお迎えできる夢のゲーミング・ポータブルPC」をつくってみることにしました。題して「週刊小型Oculusマシンをつくる」!