ファーウェイのブロガーズミーティングというものに参加してみました。実はこういう「ブロガーミーティング」ってほとんど参加することがなくて(いままでの参加例:ニコンUP300x、Eye-Fi X2)なかなか勝手がつかめなかったのですが、現行メイン端末としてとても気に入っているHuawei P9の話が聞けるかな!?と飛び込んでみることにしました。
冒頭の写真はブロガーイベントのナビゲーター・モバイルプリンス氏とAndroid総合情報サイトGAPSIS 編集長 長田氏。写真はもちろんHuawei P9のワイドアパーチャ撮影モードを使用。こういう前後にメリハリのある構図だとスマホらしからぬ写真がぬるっと撮れるのがほんとステキです。
ファーウェイという会社自体は日本ではあまり知名度はありませんが、実はスマートフォンのシェア世界3位(…と思ったらいましがた入ったニュースでは2位!?)。かなり大きなメーカーです。現在はプレミアムスマートフォン製品に注力しているとのこと。実際Huawei P9はかなり力の入った端末で、使っていても非常に完成度が高いと感じます。(そういう私はあんまりいままでファーウェイ製品とは縁が無く、あえていえば2010年ごろ使っている…夢を見ていたモバイルWiFiルータ製品がファーウェイ製でした)
というわけで都会の夜景を眺めながら(※Huawei P9のProモードでシャッター速度を下げて撮影)、軽食をいただきながら、Huawei P9とHuawei Matebookをひたすら触りながらお話を聞きまくりました。
Huawei P9について
前回のblog記事で書きたいことはだいたい書いちゃったのですが、今回話を聞きながらあらためて触り気がついた・または書き漏らしていたステキポイントを挙げておきます。
Huawei P9はSIMロックフリー端末である
当たり前と言えば当たり前なのですが、Huawei P9はSIMロックフリー端末として、端末単体で販売店で売られています。だからどうした?…とピンとこない人もいるでしょうが、ふだんからキャリアの端末を使ってきた人にはこの「本来あるべき姿」を体験すると「おおっ」と感じるかと思います。
あくまでも、Huawei P9は「家電量販店などで売られている、『端末』」です。えーとですね、つまり、ドコモショップだauショップだへ出向いていって整理券発行機で整理券取って並んで待って販売員に「この機種が欲しいんだけど」と説明して端末の登録手続きをして…というようなことはまったくなく、ふらっとヨドバシカメラ行って「これください」ってするだけで
その場でレジ行って買って持って帰れるんですよね。いや、当たり前のことなんですが、この「当たり前」がキャリアに紐付いた端末だとできなかった。で、買ったあとで自分でSIMカード刺せば自分の端末として使える。もう、この「当たり前」に慣れてしまうと(そして回線契約もいわゆるMVNOの手軽さに慣れてしまうと)いちいちなんとかショップに行って長い時間手続きにかかるのがほんと耐えられなくなります。これがいいんです、これが。ほんと。
指紋認証 is God
前回のHuawei P9紹介記事でも背面指紋認証の神っぷりを紹介しましたが…というか、この指紋認証のステキなところは「本体を手に持ったときに自然に人差し指がくる位置にセンサーがある」ということに尽きるのですが…
な ぜ こ の 画 像 に し た
(実際にはこんな持ち方で人差し指を置くことはまずない)
…というのは置いておくにしても、本当にこの指紋センサーは優秀で(前回も書きましたが)背面スライドパッドとして使う(上から下に指紋センサーをなぞると通知パネルが出る)など自然に使え、便利で、もはやこれ無しのスマートフォンは使いたくない、とも思わせる代物。
で、これHuawei P9の独自機能ということを知らずに使っていたのですが(今回のイベントで説明されて知った)、本体ログインのほかにも
各アプリごとに指紋で起動ロックをかけることができるので、たとえばえr…他のひとにはあまり見られたくないようなアプリなどをロックすることも、そしてそれを起動することも(アプリ起動時に裏面に人差し指おいてアンロックするだけなので!)簡単にできるのです。ほんとべんり。
スマホとして常に持ち歩ける「カメラ」
LEICAのブランドがつけられたデュアルレンズカメラ。特徴である「ワイドアパーチャ撮影」(背景ボケ付加モード)については前回もきっちりレビューしましたし、この記事冒頭でもお見せしましたが、ほんと「ならでは」の写真が撮れるとても面白い機能です。
また、Proモードとして簡単にマニュアル撮影もできます。ホワイトバランス、露出補正、シャッター速度、ISO感度、オートフォーカス位置など非常に手軽に、好きなように調整できます。シャッター速度は30秒(!)という長時間露光も可能で、固定さえできれば長時間露光の夜景写真などもこれ単体で撮れるのです。
「普段使い」の「カメラ」として成立するというか、「携帯電話のカメラ」という立ち位置を超えて、単品の「カメラ」としても使えるキャパがあるともいえます。前回紹介しそこねたのですが、ほかにもHuawei P9は白黒写真モードも持っていまして、「カラー撮影したものを後処理で白黒化する」のとはひと味違う自然な白黒写真を撮ることができます(デュアルカメラのうち片方がカラーフィルタなしの白黒カメラなため、白黒写真モードでは「白黒センサで」写真を撮れる)
「ストレスの無い」スマートフォン
イベントではほかにも「パフォーマンス」などがHuawei P9の良い点として挙がっていましたが、これは実際長期間使い込んでいても感じます。普通に、とても気持ちよく快適に、そして収まりよく使えるスマートフォン。SIMロックフリー端末はいままでも香港版を輸入するなどして使うことも出来ましたが、国内版Huawei P9はきちんと日本国内向けにカスタマイズされており、SIMロックフリー端末でありながら、ちゃんと国内のキャリアアグリゲーションなどにも対応しています。
そう、基本的に、使っていて「(無意識に)何かを我慢する」ことがほとんどない。
たとえば輸入もののSIMロックフリー端末を使っているとFOMAプラスエリアでうまく電波をつかまなかったりしますし、逆にキャリア端末を使っていると契約に縛られたりプリインストールアプリの山にうんざりしたり。そういうストレスから逃れて、かつ、きちんと端末の基本性能も高い、素直に使えるスマートフォン。こういう路線はほんと今後も続いてほしいです。
というわけで…
ごちそうさまでした><