2008/12/25 ■ TMPGEnc MovieStyle Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

こんなツールを先日公開した身で言うのもなんですが、TMPGEnc MovieStyleの存在にいまさらながら気がつきました(><)
字幕つきのDVDから一発でWMVに変換する方法を探して海外のシェアウェアやらフリーウェアに細工したりやらいろいろ試行錯誤していましたが、まさしく灯台下暗し。まさかこんな身近なところにそのものずばりの(しかも安定した)製品があるとは思っていませんでした。DVDから変換できるだろうことは想像できても、音声ストリームの選択や字幕にまで対応していたとは…(※CSSにはもちろん対応していないので、事前にripするかAnyDVDを使用する必要がありますが)

DVD Catalyst Free + fake MEncoderはMEncoderベースのエンコードで字幕のレンダリングにちょっと難が。あとまだ安定性に課題も。ただ無料で作れる環境なのは強み。
Pocket DVD Studioは、変換開始の指示が面倒なのと、バッチ処理ができない。そして、DVDによっては音声に問題が発生することが。

…と、ともかく多少コストがかかってもいいので安定して字幕込みちゃんとエンコードできてバッチ処理ができる環境を探していたわけですが、なんだよこれで完璧じゃん!…みたいな。とほほ。実績あるペガシス製ですしねぇ。
それにしても動画関連のツールを突き詰めて行くとたいてい最後にはペガシスの製品に行き着いてしまうのはなんとかならないものでしょうか(笑) ひとつひとつは価格がそれほどでもなくても、製品の種類が多いので気がつくと結構な額に…(><) しかもバージョンアップごとにまたそれぞれで結構取られるし(><)

取り急ぎまだ試用中ですが、MovieStyleでエンコードを行う場合は設定は「PDA用」をベースにすると良さそうです。
解像度の設定のみ上の図のように横640を有効にしてやって、あとの設定はお好みで。
私は一番最初の画像のとおり、「UP用設定」「UP用設定(映画)」と2枠、シネマモードON/OFFで設定を用意してみました。ドラッグ&ドロップする場所で設定を変えられるというのはなかなかいいですね。
ただ音量が変えられない?のはちょっと痛いかな。DVD Catalyst Freeと使い分けていく感じになりそうです。

TMPGEnc MovieStyle (シェアレジ・ダウンロード版3980円)
TMPGEnc MovieStyle (Amazon・パッケージ版)

Related Posts with Thumbnails

2008/12/21 ■ Vuzix Wrap 920AV ビデオサングラス Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


Vuzix Teases Us With Awesome Virtual Reality Wrap 920AV Video Sunglasses (GIZMODO)
Sneak peek at Vuzix Wrap 920AV glasses (CNET)

CESで発表する、とされているビデオサングラスがティーザー公開されているようで…
Vuzixは日本でもけっこうおなじみのHMD会社ですが、今度のはVR(バーチャルリアリティ)もAR(拡張現実)もできるとか、この外観とかなかなか威勢のいい感じがしますねー。

このティーザー写真ではケーブルは写ってませんが、さすがにMEDIA PORT UPのような一体型ではないように見えます。ので、これが出たとしても普段のHMDメディアプレイヤーの座を明け渡すことは無いと思いますが、そうは言ってもウェアラブルツボをぐりぐり押してくるこのたたずまい。
詳細の発表がなかなかたのしみです。 Related Posts with Thumbnails

2008/12/20 ■ MEDIA PORT UP UP300x ARRIVED! Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク






MEDIA PORT UPついに発売!

一番最初に宣言したとおり、MobileHackerzは全力でUPを応援しているわけですが、覚悟していたとはいえやっぱり私の気合も全力で空回りしている感がいまだに漂っております(笑)
発売を記念して動画の変換ツール、DVDビデオの内容をUPに転送するためのツールとガイドを掲載しました。先のレビューでシェアウェアを使った手順を紹介しましたが、今度は無料のツールで固めてありますのでお財布にも安心です。

UPを「使える」と思えるか、「使いどころが理解できない」と判断するかの境目は、前回書いたとおり「これを装着して普通に外に出られるかどうか」だと思います。
そして、そのハードルを越えてUPを手にした人にとって、次にUPを「楽しく使い続ける」か「すぐ飽きてしまった」となるかの境目は、「いかに簡単に、良質のコンテンツを継続してUPに供給できるか」にかかっています。
ニコンは、その「簡単に良質のコンテンツをUPに供給する」手段として無線LANの搭載やUP LINKサービス、ストリーミング対応などの手段を用意してきました。が、こればっかりは正直なところニコンの対応では足りていないと思っています。

今回公開したガイドは、その「次のステップ」の境目を越える一助となれるように考えて準備したものです。最初の環境構築は少し面倒ですが、一度動き出してしまえばDVD(なんだかんだ言って良質の動画コンテンツの最大の供給元)からあっという間に(エンコード時間はかかりますが)UP用の動画を生成できます。

「新しくて、見たい、面白いコンテンツ」の在庫がUPのメモリから消えた瞬間に、UPはおそらくとてもつまらないものに見えてしまいます。せっかくですから、どんどん使っていきましょう! Related Posts with Thumbnails

2008/12/17 ■ UP300xモニター終了まであと2日 Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


何度も書いているように、発売直前の評価機をお借りする機会に恵まれまして、毎日ひたすら使い倒しています。その評価期間もあと2日。12月18日にはモニターを終了してお返しする約束です。
まぁ、その次の日には注文済のUP300xが発送され、入れ替わるように手元に届く予定ではあるのですが。
現在UP300xで視聴した映画など、累計の視聴時間は25時間。(内訳:洋画10本 邦画1本 アニメDVD3本)土日はほとんど使ってないことを考えると結構使ってるほうですかね。以前に書いたとおり、移動時間がともかく有効に使えています。
で、ここまで使ってきたところで、モニター期間も終わりに近いのでひとまず現状で私の感想をまとめてみることにします。

今までのレビューは
発売直前モニター機レビュー , blog記事1 , blog記事2
をごらんください。

【HMDをつけて生活する、ということについて】
  • この手のものを日常的に装着して生活することについては、「照れたら負け」と言えると思います。さもそれがあたりまえのことだと開き直って堂々としていればいいんです。実際、あたりまえのことなんですから(笑)
  • 意外とみんな他人のことなんてそんな気にしてません。
  • そういった意識の問題については、日経BP Tech-On!のこの記事が興味深いです。(※要無料登録)
  • ただ、そういった「照れ」の分を差し引いたとしても、MEDIA PORT UP300/UP300xは「一瞬でヘッドホンに変化する」「必要の無い時には首にかけておける」など、「日常生活とHMDの折り合い」のバランスデザインに優れていると感じます。
  • 目への負担ですが、連続2時間視聴した後はさすがに若干の目の疲れ(左右の目のピントが合いにくい感触)がありました。外して1分ほどで回復しましたが。それ以下の視聴では今のところ目の疲れを感じたことはありません。
【MEDIA PORT UPが提供する「楽しさ」、そして「価値」】
  • UPが提案し、そして提供しているのは「隙間時間を有効に活用するための手段」です。隙間の時間が発生した時にただちに視界の片隅にいつでも参照できる暇つぶし情報(=動画)をパッシブに流すことができる、ということがUPの価値なのであって、言い換えれば「隙間時間が発生次第すぐにUPを利用することができる」、つまり、UPを常に身に着けておくくらいの覚悟が無いと価値が生まれないということでもあります。
  • UPを見て、ないし試用して、「これはいい」と思えるか「これはダメだ」と判断するかの境目は、その覚悟があるかないかです。もう、これは、完全に、その一点に尽きます。
  • もう少し噛み砕いて言いますと、UPをつけて外を平気で歩ける人にとってはこれは本当に最高の暇つぶしデバイスですが、「恥ずかしいから家の中で使う」という人にとっては「ここがああだったら、あそこがこうだったら」なんていくら理屈をつけてもUPは煮ても焼いても食えません(笑)最初から外でつけて歩く気が無いんだからどんな機能がついても無駄っていうか。
  • 「携帯電話やPSPなどで動画を再生するのと何が違うのか」。両手がフリーであるということのほかに、ヘッドホンのケーブルからも開放されるというメリットもあります。それぞれ非常に細かいこと(別に携帯持って見ればいいじゃん、という)のように思えますが、両手フリーである開放感はたいへん心地よいものです。些細なことのようでいて、意外と差が大きい。そこにUPの価値があります。(使い込んでいかないとなかなか良さがわからないところではありますが…)
  • コンテンツの不足や多少の問題はユーザ側の工夫でいくらでもカバーできますので何の問題にもなりません。とにもかくにも、「覚悟があるかどうか」。なんだこの意味不明なガジェットは、という人も覚悟の一線さえエイヤっと越えてしまえば本当に楽しい夢の未来が待っているんですが(笑)。いやほんと。
  • 「ヘッドホン・ディスプレイ・プレイヤー一体型」「片眼HMD」といった主要素をはじめ、リトラクタブルメカや全ファイルへのレジューム再生(再生位置記憶)など、UPの設計はすべてその「覚悟を決めた人」にとって使いやすいように出来ていますね。
【MEDIA PORT UPの優れているところ】
  • とにもかくにも一体型。これは本当に良いです。下手にポータブルプレイヤー+ヘッドホンで音楽聞くよりも楽だったりします。コードが生えてないって素晴らしい
  • バッテリーは意外と(本当に意外に!)好感触でした。単三エネループ2本での駆動で、連続駆動時間は若干足りない感じはしますが(動画再生2時間程度)自宅と会社にエネループの充電器を置いて、到着次第取り出して充電器に突っ込む…という作業は予想していたよりは面倒ではなかったですね。替えのバッテリーも非常に安価で他と使いまわしが効くのも有難いです。あと、バッテリーを抜いても最後に再生した動画・再生していた地点を記憶しているのも気軽にバッテリーを引っこ抜ける細かい配慮だと思います。
  • 動画の再生品質もかなりのもの。DVDからエンコードした洋画の字幕はくっきりはっきり読めます。
  • …と、書いていることと若干矛盾しますが、動画の再生に特化した作りであるということもなかなかツボをついています。はっきり言って、歩きながら(※メーカーでは徒歩中のUPの使用は以下略)ではHMDに表示されている字なんか読めないんですよ。Webブラウザなどもついてますが、やはり動画の視聴というのはコンセプトに合致した「暇つぶし手段」ですし、そこに特化したのは使いやすさに貢献していると思えます。
  • 意外と目立たないデザイン。外装の高級感ある質感の仕上げといい、単体の写真で見るよりも実物はゴツくなく、装着していると違和感無く風景に溶け込む感じがします。モニタのアーム逆サイドから見たらほんと普通のヘッドホンしているのと変わらないです。
【MEDIA PORT UPのいまいちなところ】
  • 対応しているコーデックの狭さ。まとめて変換してじゃんじゃか突っ込んでますが、MPEG1/MPEG2はともかくとして(でも圧縮効率低いからあんまり使いたくない)残るはWMV9のみというのは少々痛い。変換に使えるツールが非常に限られてしまいます。
  • 無変換でいろいろな動画をそのまま突っ込めるのが理想ではありますが、(それはかなり実装が大変なので)事前にデバイス向けに再エンコードすることまでは個人的に許容します。が、そのエンコードに使えるツールの選択肢が少ないのは残念です。
  • モニタのアーム稼動域はもうほんの少しほしかった。眼鏡をつけている時など「う、あともうちょっと動けば…」ということが若干あります。
  • モニタのアーム保持力がちょっと弱い。徒歩くらいならいいですが、走るとモニタがずり落ちてきます。(これは製品版では変更されているかもしれません)
  • 起動時間もうちょっと早いと嬉しい。コールドスタート(電池投入直後)とホットスタート(電源OFFした直後の復帰)とありますが、コールドスタート時は結構待たされる感じです。
【総合的な印象】
  • これをつけて外に出られるなら、細かい不満点はあれどすごく楽しいと思うので買ってok(ただしコンテンツは自前で用意しましょう)
  • これをつけて外に出る勇気が無いなら、買っちゃ駄目
  • でも、外に出る勇気を持ってみるのもいいと思うよ!ちょっとの勇気ですごく楽しいよ!
…そのまんまですね('A`)


それと、前回「DVDからUP用のWMV9ファイルを作る手順」としてPocket DVD Studioを紹介しましたが、このPocket DVD Studioで「Audioを80kbpsに設定しないとUPで再生できない」という現象の原因がわかりました。これは完全にPocket DVD Studioのバグで、「Audioのビットレートが128kbps以上に設定されていると、動画フォーマットの設定でWMV9を選択していてもなぜかWMV8で出力されてしまう」のが原因でした。なんじゃそりゃ!(笑)
というわけで、UP側は何も悪くないというか、WMV9-Audio 48kHzのデータもちゃんとUPで再生できることを(Windows Media Encoderでデータを生成して)確認しました。
ほかにも音声が変になってしまう現象があいかわらず(30fpsでエンコードしても)DVDによっては出現したりなど、Pocket DVD Studioも完璧ではなかったことがわかってきました。うーん…。(DVD Catalystが字幕のリサイズやデコードもうちょっとちゃんとしてくれればいいんですけどね…) Related Posts with Thumbnails

2008/12/09 ■ UP300x出荷開始まであと10日 Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

ニコン MEDIA PORT UP (UP300/UP300x)の出荷開始日が12月19日に決まったようです。あと10日!
今は発売直前の評価機をお借りしていますが、やはり借り物は借り物。もうすぐ自分のモノが届くかと思うとワクワクします。
正直な話ポメラを発売前にレビュー用としてお借りした時は「貸してくれるのはいいけど自分のが届く前に飽きたらどうすんだ!」と一抹の不安 ^^; があったのですが(杞憂でしたが(笑))、UPの場合は飽きる飽きない以前の話。もはや日常生活のパターンに組み込まれてしまっているので、貸出機の貸し出し期限とちょうど入れ替わりで出荷されるのを知って安心したくらいです。

今UP300xのメインの使い方はもうそのまんまの「未視聴動画の消化マシン」ですが、UPが届いてから「あー…こんなに見てないDVD溜まってたっけ…」と嬉しいような悲しいようなため息をついています。よくよく考えたら買っただけで積みっぱなしのDVDたしかにいっぱいあったんですよねー…。
ワンセグ野郎の録画(地上波)とか、コクーンの録画(スカパー)とか、DVDのほかにも動画コンテンツだけは死ぬほど持ってるくせに、視聴時間のほうは絶望的に足りてない私にはほんとありがたいガジェットであると言えます。

…まずは、3年前くらいのソフマップの福袋に入っていたにもかかわらず放置状態だったこの36枚のDVDを消化しきらないと、ですね。とほほ。


なお、DVDからUP300xで視聴可能なWMV(WMV9)を生成するには、各種ツールをとっかえひっかえ試したところ(シェアウェアですが)Pocket DVD Studioが今のところ一番優れているようです。販売サイトはこちら。売価$34.95ですが、下のSpecial Offer:にあるクーポンコードを入力すると15%引の$29.71で買えます。(今は円高なので買い時っちゃ買い時ですね)

Pocket DVD Studioはバッチ処理が出来ないのと変換開始地点をいちいち指示してやらなければいけないのが面倒ではあるのですが…他のツールは、WMV9の出力が出来なかったり、字幕が正しくレンダリングされなかったりと微妙にうまくない部分がありまして最終的にこれに落ち着きました。MobileHackerzを名乗るなら買ってないで自分で作れ、という声はとりあえず聞かなかったことにしておきます(><)

使い方はあとでまとめようとは思っていますが、ひとまずUP300xで再生するには


赤線を引いたところの設定だけ守ればたぶんだいじょうぶです。
  • 必ずWMV9でエンコードすること(WMV8では再生できません)
  • 映画の再エンコードでも30fpsを選ぶこと(UP300/UP300xは24fpsも普通に再生しますが、Pocket DVD Studioの側の問題でfps変換が入ると音声が時々変になってしまうようです)
  • Audioを80kbpsにすること(Audioのビットレートそのものは問題ではないのですが、80kbpsに設定するとPocket DVD Studioは音声を44.1kHzにダウンサンプリングします。48kHz音声を含む動画はUPでは再生できないようなので暫定の措置として)
    (※12/12追記:48kHz音声は再生できない、44.1kHz必須、というのは誤認でした。UP自体は48kHz音声の動画にも対応しているとのこと。Audioの設定をこうしないと再生できないのは事実なので、原因は他にあるものと思われます。これは原因が判明次第あらためて報告します)
こんな感じでエンコードしたWMVファイルを、
  • マイコンピュータ→UP300 series→UP300x by Nikon (8G)→Video
にコピーすればUP本体から見えるようになります。

その際、こんな感じの警告が表示されますが、

上記の設定であれば問題なく再生できるはずです。
あ、あと、上記の設定では音声のボリュームが変更無しになってますが、ちょっとボリュームは上げてやったほうがいい感じがします。意外とUPは最大音量が低めなので(密閉型ヘッドホンなのでそれでも聞こえるのですが)迫力を楽しみたい場合は元のデータの音量を最初から少しいじってやりましょう。 Related Posts with Thumbnails

2008/12/06 ■ スカウターがついた一週間 Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


ニコン MEDIA PORT UP (UP300x)の発売直前の評価機をお借りすることができましたので、さっそく通勤や外出時・移動時にフルに装着して過ごしています。(レビューはこちら
1週間試用したところで総計の視聴時間は11時間ほど。いまのところは映画(洋画)を中心に、会社への通勤往復+その他のちょっとした移動時間・待ち時間でちょうど映画を1日1本消化するペースで視聴しています。現在の通勤環境では電車に乗っている時間はそれほど長くないのですが、徒歩の時間が結構長い(電車15分+徒歩35分という感じ)ので、いままで微妙に時間を持て余していました。この生活にUPが加わることで、非常に時間を有意義に使えるようになったという印象です。(※歩行中の使用はメーカーからは絶対やらないようにとされています)
当初から思っていた通り、UP300xは最高の通勤娯楽マシンです。片眼HMDという特殊なディスプレイへの慣れは必要ですが、慣れてさえしまえば本当に普通に生活の中に動画がとけ込んで行きます。そしてその結果、移動中の時間密度を上げる効果をはっきり実感しています。特にここのところ私事でバタバタしておりまして、自由な時間がほとんど取れていないので移動時間が充実していることは素直に助かっています。

もちろん、使っていて不満な点もあります。充電環境がちょっと面倒くさい、密閉型ヘッドホンなので外の音が聞こえにくい、対応しているコーデックの幅が狭く再変換が面倒、USB接続がMSC(マスストレージクラス)ではなかった(※マスストレージ風には使えます)、コネクタが独自形状、直射日光下で光がモニタに入り込むような環境では見えない、あとはずっと装着していると結構「暑い」、など。
しかしそれでもなお、これは他に代替するものの無い非常に優れた「体験」をもたらすガジェットであると感じます。
あとはこの「良さ」が、できるだけ広い人に理解してもらえる日が来ることを…願っているんですけど、やっぱ無理ですかね?(><) Related Posts with Thumbnails