いやもう、現代に舞い降りたUMPC「GPD Win」はちっちゃなPCマニアのおじさんのハートをギュギュッとつかみまくりまして、GPD Winたんの存在はそれはそれは愛しくて愛しくてしかたないわけです。みなさんこの気持ちわかりますかね。わかりますよね。
まあそんな次第ですのでそれまでサブPCとしてはTransbook T90chiを使っていた私ですが、すっかりすべての作業環境をGPD Winに移してしまいました。毎日たいへん快適に使っております。なんといっても、GPD Winは「ケツポケットに入る」のが本当にいい。ちょっとPC持って打合せ…みたいなときに、完全に手ぶらで移動できるようになりました。
で。
あまりにも「普通に使えてしまう」PCなだけに、仕事も含めあらゆることに使っているとちょっとした不便を感じるようにもなったのです…。
それは、「(フルサイズの)HDMI端子がない」こと。
あまりにも普通に使えてしまうPCなだけに、使っているとプレゼンや資料の表示などもその場でしたくなっちゃうんですね。そして、さらに「ケツポケに入ってしまう」PCで、さらにさらに「バッテリーもかなり長時間使えてしまう」だけに、GPD Winだけしか持たず移動することも多い。
ここ最近、HDMIを使いたい…と思った瞬間にminiHDMI → HDMIのアダプタが手元になくて「あっ」ってなることが、そこそこの頻度で起こるようになりました。GPD Winの欠点というよりも、使えてしまうからこそさらなる高みを目指したくなるってやつ。HDMIがそもそも使えなかったら、または、プレゼンとかに使おうとも思わなかったら、こんなことそもそも不満にも思いません。
もうちょっと大きいPCなら、ついでにマウスやらACアダプタやら持っていくので「miniHDMIのアダプタ」みたいなものが荷物に増えてもなんとも思わないんですが、手ぶらで移動できてしまうGPD Winだけに、このちょっとした「アダプタも持っていかなきゃいけない」負担感がたいへん邪魔くさいのです(笑)
そんなわけで。
「miniHDMI → HDMIのアダプタを常に持ちあるくために、キーホルダー化するアタッチメント」を作ってみることにしました。鍵はいつもポケットに入っているので、そこにアダプタをくっつけてしまえば、忘れることもないしいつでも取り出せる!
今回持ち歩くことにしたminiHDMI→HDMIのアダプタは、これ。正確にどの製品だったのかはちょっと覚えていないのですが、写真からするとこれかな?
このアダプタがきっちり入るサイズのアタッチメントをさくっと設計し、
3Dプリンタで製作します。その設計データはこちら。
で、アタッチメントができあがったら…
持ち歩くアダプタをオスコネクタ側から差し込んでやると
ぱちっとはまります
あとはキーホルダーにつけてやれば
おういえー!
これで「意識せずとも常にminiHDMI→HDMI変換アダプタを持ち歩ける」ようになりました。さらにGPD Winのパワーが強まった!
…というわけで、愛しい愛しいGPD Winちゃんをより愛しくする作戦でございました。