2010/06/25 ■ iPhone 4なんか糞食らえ!これが真の『Retina(網膜)ディスプレイ』だ! Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

3D&バーチャルリアリティ展併催の「第21回 設計・製造ソリューション展」にブラザー製眼鏡型網膜走査ディスプレイを採用したソリューション「テレスカウター」が出展されていると聞いて実際に見に行ってきました。奇しくもその日は世間ではiPhone 4の発売で盛り上がっているところ。iPhone 4では『Retina』(網膜)ディスプレイ、という名の高精細ディスプレイが話題となっていますが…ただの高解像度液晶で「網膜」を名乗るとはふてぶてしい!これこそが本家本元「網膜ディスプレイ」だ!
と、ちょっとだけキャッチーにタイトル煽ってみましたごめんなさい、糞食らえなんて全然思ってないです><


この手の単眼ディスプレイはいろいろと買ったり体験したりしていますが、それらとこの網膜走査ディスプレイの違いは「網膜にレーザーで映像を直接投影している」ところ。

目に損傷を与えない程度の非常に弱いレーザーをMEMSミラーで走査し、直接網膜に光を突っ込むことで画像を生成する仕組みです。小型のレーザープロジェクターを目に向けて投影するようなイメージといえばわかりやすいでしょうか。小型のディスプレイを光学的に拡大するのとは違い、どこを見てても投影されている画像の焦点は合っているというのが特徴。実際に装着させていただいたところ、ほんとクッキリと半透明で画像が透けて見えており、たいへん不思議な感覚でした。いやあああああああ、これは欲しいですねえええええ!

※見え方イメージ。実際にはもっとくっきりと見えていました。


ここで展示されていたのは、ブラザーの網膜走査ディスプレイを採用したNECの業務用端末「テレスカウター」。今年後半に業務用に販売開始予定で、価格は数十万円…真ん中くらい。うっはー、欲しい、欲しいんだけどそれはちょっと…!
こちらのNECさんのブースにお邪魔した時は、首にUP300xを(たたんだ状態で)ぶらさげていたのですが、説明員の方は一目見て「あっ!それは!」と気づいてました。さすがです。閉じた状態のUP300xを見て「ただのヘッドフォンではない」ことに気づく人はめったにいないんですが…(笑)


過去に私のblogや日記に登場したスカウターたち








って写真漁ってみてつくづく思ったんですが、俺ほんっっとこういうの大好きなんだな…。Teleglass T3-Aとか持ってそうで持ってないものもあったりするけど。


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