「ザイブナーのウェアラブルコンピュータ MA-IV」で紹介したMA-IV用の片眼ヘッドマウントディスプレイが届きました。
さすがにゴツい!デカい!このサイバー感が実になんともいえません。
2008年発売のニコン「MEDIA PORT UP」と並べると、そのゴツさがまた際立っています。モニタ部の解像度は同じくVGA(640x480)、かたやバッテリーからプロセッサからメモリからすべて内蔵した独立型メディアプレイヤー(写真左)、かたやモニタ単体(写真右)です。いやあ、技術は進歩していますねえ。
このHMD、eBayで業者から落札したのですが1999年発売の、既に破産してしまった会社のモデルにもかかわらず新品でした(いや、そう商品説明にも書いてあったのですが)。保守用の在庫パーツが流れてきたんでしょうか。なんにせよ、元はPCセットで60万円とか70万円とかしたシロモノです。ありがたくオモチャとして遊ばせてもらいましょう。
外観はこんな感じ。小型のVGA液晶ディスプレイの出力を、スカウター的な反射板に反射させて視認する仕組みです。実際に装着するとシースルーで画面が見えるようになる…はず。
ヘッドホンと一体となっていますが、ヘッドホンのドライバーユニットが別部品なのか付属していなかったのがちょっと残念。このままだと耳だけ露出してちょっと変なので、穴を塞ぐ方法を何か考えないといけないかも。
モニタ部はこうなっています。モニタの角度と位置は調整できるようになっています。
というわけで、装着するとこんな感じ。いやあ、MEDIA PORT UPもなかなかですが、これつけて外歩いてたら
■こんな記事もあります
・ザイブナーのウェアラブルコンピュータ MA-IV
・ウェアラブルTwitterコンピューティング
・技術が『レガシー』になった時(「ギャラクシアン3」延命作戦)
・メディアポートUP UP300xの箱にある隠しメッセージ
・いつでもどこでも凧をあげられるモバイル・カイト(凧)
・スカウターがついた一週間