2010/06/17 ■ 20分後の未来、あらゆることがテレビの視聴率で決定されていた。 Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


「20分後の未来。そこは電源スイッチのない、点きっ放しの (消すと法律で罰せられることになっている) テレビが存在し、政治・経済などあらゆる物事がテレビの視聴率によって決定される世界である。」
これは1980年代のテレビドラマ「マックス・ヘッドルーム」の世界観。この「マックス・ヘッドルーム」、当初はイギリスの音楽番組のバーチャル(コンピュータグラフィックス…という触れ込みの)司会者でした。それが人気爆発し、その後アメリカでドラマ化。このドラマが先述の設定で作られておりこれがまたけっこうよく出来たサイバーパンクだったのです。

マックス・ヘッドルームというキャラクターは当時日本ではキャノンのCMに使われたことがあるのでご記憶の方もいるかもしれません。また日本でも「未来テレビ局 ネットワーク23」というタイトルでドラマが放送されました。

ふとした機会にこの「マックス・ヘッドルーム」という作品を思い出して、モウレツに見たくなりました。当時は夢中になって見た記憶のあるよく出来たカッチョいいドラマです。でもなんで忘れてたんだろう…?と思ったら、理由は単純明快。

そう、なぜか「マックス・ヘッドルーム」は今まで(劇場公開版以外)DVD化されていなかったのです。見たいと思ったのはいいけれどもビデオソフトが手に入らない!既発売のソフトはVHSビデオソフトかレーザーディスクだけ

しかたないのでこのうちレーザーディスクのほうをゲットしました。しかし…これが、よく調べずに買ってしまった私が悪いのですが…マックス・ヘッドルームのトークショウのほうのビデオソフトでした…。うわー、これもいいけど、あのよく出来たサイバーパンクなドラマがもう一度見たいんだよおお!

ほんと、わりと知られた名作だと思うのですが、なぜDVD化されてないんだろう?
…と思ったら、ついに!とうとう!今年の8月に北米でDVDが出るらしい!

Amazonによると「Max Headroom: The Complete Series (Lenticular Cover) (1987)」って、ケースはレンチキュラー(立体印刷)ですか!なんかわかってるなあ、実にマックスっぽい。日本語版もついでに出してくれないかしら…。


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