写真はThinkgeek Bluetooth Retro Handset。普通にペアリング&通話できた…という夢をみました。
いよいよ発売されたauの“スマートブック”IS01。発表当初は眼鏡ケース眼鏡ケースと揶揄されまくってましたが、実際に発売されてみるとなかなかこれが評判良いようですね。ともあれ、キーボードつきの端末が欲しかった私も1日使ってみた感触ではかなり気に入っております。ともすれば批判されがちな「日本市場向けの独自の作りこみ」も、さりげなく、かつよく作りこまれていて感心しました。
そんななか、コムギドットネットさんでIS01 フォント追加とbusyboxという記事が掲載されました。なにやら、IS01にはフォントを追加するための仕組みがこっそり用意してある、その他にbusyboxをインストールするためのpathが通してあるとのこと。ほほう…。
どれどれ、と試してみることに。
(※/data/busyboxへのpathは1.0.3へのアップデートで削除されました)
(※以下のドライバの記述はIS01向けADBドライバが提供されていなかったころのものです。今は下記ダウンロードページからIS01向けADBドライバがダウンロードできますので、それをそのまま使うだけで問題ありません)
- SHARP JN-DK01用ADB/Fastboot USBドライバ(usb_driver_JNDK01_r1.zip)をダウンロード・展開します。
- アーカイブの中にあるandroid_winusb.infをメモ帳で開きます。
- android_winusb.infの中、
という記述があるので、その直後に; SHARP JN-DK01 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_04DD&PID_9353&MI_01 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_04DD&PID_9352&MI_05 %SingleBootLoaderInterface% = USB_Install, USB\VID_04DD&PID_9373
を追加する(2箇所); SHARP IS01 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_04DD&PID_9337&MI_01 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_04DD&PID_9336&MI_05
設定→アプリケーション→開発→USBデバッグのチェックをONにする
- IS01をUSBに接続し、ドライバのインストールを求められたら先ほど修正したandroid_winusb.infを選択してインストール
- 次にAndroid SDKをダウンロードしてzipを展開する
- Busybox for androidの「binary available」リンクからBusyboxのバイナリを取得して、Android SDKを展開したフォルダのtoolsフォルダに入れておく
- コマンドプロンプトを起動し、展開したフォルダの中にあるtoolsフォルダにカレントディレクトリを移動する
- adb shell mkdir /data/busybox→adb push busybox /data/busybox/
- あとは adb shellしてこんな感じで。(suの名前を変更するのは、suが存在するとワンセグが起動できないため。lsはビルトインのものを使うため)
これでデバッグモード接続とbusyboxのインストールが終わりました。ひととおりのコマンドが使えるようになったはずです。
次にカスタムフォントの追加ですが、.ttfを/data/fonts/customfont.ttf にコピーして再起動することで使用できるようになります。
C:\SDK\android-sdk-windows\tools>adb push C:\WINDOWS\Fonts\HGRSMP.TTF /data/fonts/customfont.ttf
こんな感じですね。新ゴもいいけど、自分の好きなフォントを入れてみるのもなかなか面白いのではないでしょうか。