小惑星探査機「はやぶさ」がついに7年間・50億kmの旅を終え地球へ帰還しました。そこに詰め込まれた世界初の技術、世界初のチャレンジ、そして数々のトラブルを乗り越え地球に帰還する「はやぶさ」の姿には“単なる探査機”以上のものを感じた方も多いと思います。まさに“万物に神が宿る国”において、何かが宿ったとしかいいようがないプロジェクトでした。
「はやぶさ」本体はオーストラリアで大気圏再突入を行い燃え尽きていきましたが、その最後の姿はインターネットで生放送されるとともにJAXAやNHK・現地テレビ局、NASAのビデオカメラ、各新聞媒体のカメラマンがさまざまな角度から記録していました。晴れわたった南半球の夜空に輝く「はやぶさ」そしてそのカプセルが描く軌跡は、たいへんに美しく幻想的でした。
その「はやぶさ」の最後の姿を収めた美しい写真、せっかくなので部屋に飾ってみませんか?
あまり知られてはいませんが、新聞社によっては報道写真を購入できるサービスがあったりします。今回、はやぶさに関する各紙の報道をながめていて私が特に美しい写真だなあと思ったのは朝日新聞と読売新聞。どちらも写真の販売サービスを行っています。簡単な申し込みで引き伸ばした写真を送ってもらえますよ!
朝日新聞フォトアーカイブ・個人向けフォトサービス
http://photoarchives.asahi.com/personal.htmlはやぶさ写真:
南天の天の川の前を右下から上方へ横切った「はやぶさ」と回収カプセル
料金:
- キャビネ(13x18)1,050円
- A5(15x21)1,575円
- 六切(20x25)2,100円
- A4(21×30)2,625円
- 四切(25x30)3,150円
- ワイド四切(25×37)3,675円
申込から到着まで:
申込から1週間から10日ほどで届くとのこと。
申込方法:
6月14日現在は、フォトサービスページからダウンロードできる申込用紙に記入してメールまたはFAX。
7月からはインターネット上で申込可能な「朝日新聞フォトアーカイブ」開始予定
メモ:
パネルや大判の申込・価格は別途相談。申込時に記入する写真の指定は「6月14日朝刊掲載『南天の天の川の前を右下から上方へ横切った「はやぶさ」と回収カプセル』写真」またはasahi.comのURL「http://www.asahi.com/science/gallery/100614_hayabusa/111_starryhayabusa.html」で問題ないそうです。
また、このはやぶさ写真については、六切・四切といったサイズよりもA5・A4サイズのほうがオススメとのこと。写真の縦横比の関係でどうしても上下に余白が大きくできてしまうところ、A5・A4のほうが余白が小さくなりますとのことでした。
読売新聞・大阪読売サービス新聞写真販売
http://www.oys.co.jp/service/03/photo.htmlはやぶさ写真:
豪州南部グレンダンボ近郊で、満天の星空を進む小惑星探査機「はやぶさ」
料金:
- キャビネ(12x18)1,050円
- 八切(15.5x21)2,100円
- 六切(19.9x26)3,150円
- 四切(20x29)4,200円
- 半切(32x40)7,350円
- 全紙(42x53)12,000円
- パネル仕上げ:四切(20x29)6,300円
- パネル仕上げ:半切(32x40)10,500円
- パネル仕上げ:全紙(42x53)17,000円
申込から到着まで:
六切までは申込から1週間から10日ほど、四切以上のサイズは10日から2週間ほど。
六切までは事前振込ではなく代金引換を指定すれば入金確認分2~3日が短縮されます。
申込方法:
新聞写真販売申込ページのオンライン申込フォームから注文可能
メモ:
注文時の写真指定は「6月14日朝刊1面掲載のはやぶさ大気圏再突入写真」。1面掲載の写真はこの1枚だけなのでこれで問題なく特定できるそうです。
※23:00追記
この記事執筆時点ではデータベースに無かったので大阪読売サービスからの購入方法を記載しましたが、よみうり報知写真館にも該当の写真が登録されました!「検索画面へ」から「はやぶさ」を検索すると出てきます。こちらのほうが料金が安いのでおすすめ!
PCの壁紙…もいいけど、リアルな写真を飾るのもいいものですよ!私は既に両社ぶん注文しました。
写真を額装して飾っておく作品としてとらえると、どちらのサービスも決して高くないと思います。デスクの上にはやぶさの勇姿、おひとついかがでしょうか。
さて、あとは額装をどうするか。やっぱりこの写真だと黒いフォトフレームが似合いそうですよねえ…。