Photomemoでは、携帯電話やPC、Eye-Fiなどから写真をアップロードし、写真を公開することができます。逆に公開範囲を制限したり、プライベートなアルバムを作ったりなどはできないようです。そのかわり、「公開する写真の置き場」として非常に使い勝手が良いように設計されています。
- OpenIDに対応
あたらしいWebサービスを使う際、どうしても心理的なハードルになるのが「またあたらしいアカウント情報覚えなきゃいけないのか…」という点じゃないかと思います。Photomemoはかなり広範にOpenID対応していて、Googleアカウントやmixiなど他で使っているアカウントでログインすることができます。これはうれしい。
- 写真の大きさが大きくて、きれいにレイアウトされている
やっぱり日常的に使うためには「心地いい」ことは重要です。インタフェースがきれいにまとまっていて、とてもよく出来ています。タイムライン表示も気持ちいい。
- Eye-Fi連携・Twitter連携可能
Eye-Fiのアプリケーションにはプリセットされていませんが、「Gallery2」設定でEye-Fi連携可能です。アップロードしたあとの反映も早く快適。また、更新したことをTwitterへポストする連携機能もある上に、日本のサービスだからこそこういう機能で安心して日本語が使えるというのもポイント。(そのへん、Eye-Fi標準の通知機能の駄目さ加減といったら…)
- 携帯電話対応
携帯電話からの写真投稿、写真ページの携帯電話からの表示ともにビシッと対応しているのも日本発Webサービスならではのメリットだと思います。もちろん、日本の携帯電話ブラウザだけでなくiPhoneにもネイティブ対応しています。
- ジオタグ対応
Eye-Fiを使うならジオタグも…!というわけで、ジオタグにもきちんと対応しています。スクロール可能な地図上に写真をプロットするだけでなく、地図を追いながらのスライドショーが可能だったり、日本の携帯電話からの表示でも地図が表示できたりと至れり尽くせり。
- コミュニティの形成がゆるい
Twitter的な「フォロー」「被フォロー」のシステムでお気に入りの人の写真をタイムラインとして並べることができ、気に入った写真に対してはアイコンで反応することができます。いっぽうコメントをつける機能が排除されていたりと、非常に「ゆるく」コミュニティをつくれるような工夫がしてあります。このゆるさは心地いいかも。
と、ちょっとべた褒めしすぎかなという気もしますが、OpenIDが使えるだけに一度試してみて損はないとおもいます。「Twitterへ写真を貼る」だけの単用途でも携帯電話対応やジオタグ対応がしっかりしているので使い勝手は良いはず。悩んでいた「Eye-Fi X2とポケットルータで即時Twitter写真貼り」もPhotomemoをアップロード先にすることでかなり快適に使えるようになりました。
あとはTwitterへ通知するURLがもうちょっと短いと嬉しいんですけどねぇ…。
■こんな記事もあります
・NEX-5+Eye-Fi X2で撮影→即Twitter体制をつくるには
・Eye-Fi X2発表会(ブロガーパーティ)に行ってきました
・ドコモの定額データプランで海外端末が使えるようになった!
・au携帯電話でのTwitterクライアントはTwipperで決まり
・ウェアラブルTwitterコンピューティング