2010/07/17 ■ 7月18日・19日は「ギャラクシアン3 生誕20周年記念」倉庫開放
7月18日~19日にかけて、アーケードゲーム博物館計画さんの倉庫解放が開催されます。今回は「ギャラクシアン3 生誕20周年」記念として、普段は見ることができない貴重な品なども見られるかも?
倉庫解放の目玉は個人所蔵の「ギャラクシアン3 シアター6」(6人版ギャラクシアン3)。今回は20周年ということもあり日によってプレイするシナリオを変更して公開するそうです…が、どうも事前チェックしたところ懸念されていたレーザーディスクやプロジェクターなどの調子が悪いらしく、予断を許さないようです。聞くところによるとLDプレイヤーは在庫の20台がすべて故障してしまったとか…!詳しくは主催UGSF-WESTさんのサイトをご覧いただければと思います。
解放時間は12時から18時まで、場所は埼玉県久喜市。電車ではJR宇都宮線白岡駅からバスとなります。正直便がいい場所とは言えませんが、往年の体感ゲームなどが好きだという方はぜひ一度足を運んでみることをおすすめします。あと、おそらくかなり暑いので汗対策にタオルなどは持っていったほうがいいかと思います。(※本イベントの開催場所はあくまでも倉庫なので空調設備がありません)
今回は20周年記念ということで私もちょっとしたギャラクシアン3関連の展示をさせていただく予定で準備しています。タイトルは「やっぱギャラクシアン3って360度スクリーンだよね。(仮)」。最近私がちょこちょこと作りためていた作品や作業のあわせ技でしかないのですが、当時「ギャラクシアン3」に燃えた人にとってはちょっと嬉しいものになる…はず。
MTM04,MTM05で作ったシステムを使って、ナムコ・ワンダーエッグなどのロケーションで稼働していた28人版ギャラクシアン3のレーザーディスク(なんでそんなものまであるんだ!(笑))に収録されている全周プロジェクター16台分の背景映像を極座標変換、プロジェクター出力を半球ミラーで反射させ360度投影する予定です。動画をリアルタイムに変換しながら再生するシステムは既に完成していますので、あとは設置のみ。(事前に変換した動画を作っておかないのは、投影環境にあわせてパラメータを調整したいため)
いちおう自宅の壁に投影して挙動を確認まではしましたが、スクリーンやプロジェクターの設置は解放当日午前中のぶっつけ本番です。機構上どうしても投影画像はかなり暗くなってしまうのと解像度も相当に下がりますので、投影場所周辺も相当暗くしないとよく見えないと思います。そして博物館倉庫はかなり明るいのでどうやって暗くしたものかという問題も当日ぶっつけで考えなきゃいけません。
そのためちゃんと「見られる」ものになるかどうかはまだわかりませんが、なるべく努力はします。
「アーケードゲーム博物館計画」さんは、以前も紹介したとおり「個人で」古いアーケードゲームを収集し保管しています。倉庫を借りたりしているのも全額自腹でかなり大変なようなので、みなさんぜひ倉庫解放の際にはおでかけしてカンパしてくださいね!(ゲーム料金は無料ですが、運営費のカンパを募っています)