縁あってポメラ実機のレビューなぞ書かせていただいたわけですが、このレビュー、「ポメラの悪いところを重箱の隅つついてる」ように見えま…すよねぇ。
こんなところで言い訳するのもなんですが、それは断じて違います!(笑)このレビューを書いた今でも私はポメラを愛していますyo!
私が実は今回レビューして思ったのはただ一点!
「電源オフでカーソルが文頭に戻っちゃう問題は、キーボード閉検出スイッチをぶっ壊すだけで解決するじゃんか!」まぁ実際には魔改造する前にサスペンド状態で消費電力どうなのかなとかちゃんと測ろうとは思ってますが(笑)
まさか貸出機をそんないじくるわけにもいかないので、ここから先は自分で買った実機が届くの待ちです ^^;
ポメラの「電源オフ」は意外としぶとい、というか"安全サイド"に振られていて、「電源オンと同時に元の(編集中の)テキストに戻ってくる」挙動からしてサスペンド相当のイメージでいるとさにあらず。電源オフ時にいちいち「編集中のテキスト」をファイルに書き出しているみたいです。(本体をUSB接続するとテンポラリファイルがちゃんと見えます)
そのため、「電源オフ」中に電池が無くなった場合でも全く問題なく復帰することができるのです。また、そのテンポラリファイルは全く普通のテキストファイルなので(=だからトラブル時もUSB繋ぐだけで編集中のテキストが吸える)、「起動時テンポラリファイルを開く」という処理になっている都合で「電源オンでカーソル位置が失われる」という現象に繋がっているのだと思います。
そこを「サスペンドで代替しよう」という(最悪本体の魔改造が要る)プランは、「すぐに復帰」「カーソル位置保存」というメリットを享受するかわりに(おそらく)「サスペンド中に電池が切れたら編集中のテキストが失われる」、(ひょっとすると)「電池の持ちが悪くなる」というデメリットを受け入れる必要があるもの、だと思います。
絶対テキストが失われないほうがいいか、即時起動性を追及するのがいいのか、という両天秤。さっきから「検出スイッチぶっ壊す」とか不穏なことを言っている私ですが、そう整理してみると今の仕様でも悪くは無いかなぁ、ともちょっと思いますね。(ま、テキストを保存した上でカーソル位置も保存してくれるのがもちろん一番嬉しいんですが)