2008/12/09 ■ UP300x出荷開始まであと10日 Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

ニコン MEDIA PORT UP (UP300/UP300x)の出荷開始日が12月19日に決まったようです。あと10日!
今は発売直前の評価機をお借りしていますが、やはり借り物は借り物。もうすぐ自分のモノが届くかと思うとワクワクします。
正直な話ポメラを発売前にレビュー用としてお借りした時は「貸してくれるのはいいけど自分のが届く前に飽きたらどうすんだ!」と一抹の不安 ^^; があったのですが(杞憂でしたが(笑))、UPの場合は飽きる飽きない以前の話。もはや日常生活のパターンに組み込まれてしまっているので、貸出機の貸し出し期限とちょうど入れ替わりで出荷されるのを知って安心したくらいです。

今UP300xのメインの使い方はもうそのまんまの「未視聴動画の消化マシン」ですが、UPが届いてから「あー…こんなに見てないDVD溜まってたっけ…」と嬉しいような悲しいようなため息をついています。よくよく考えたら買っただけで積みっぱなしのDVDたしかにいっぱいあったんですよねー…。
ワンセグ野郎の録画(地上波)とか、コクーンの録画(スカパー)とか、DVDのほかにも動画コンテンツだけは死ぬほど持ってるくせに、視聴時間のほうは絶望的に足りてない私にはほんとありがたいガジェットであると言えます。

…まずは、3年前くらいのソフマップの福袋に入っていたにもかかわらず放置状態だったこの36枚のDVDを消化しきらないと、ですね。とほほ。


なお、DVDからUP300xで視聴可能なWMV(WMV9)を生成するには、各種ツールをとっかえひっかえ試したところ(シェアウェアですが)Pocket DVD Studioが今のところ一番優れているようです。販売サイトはこちら。売価$34.95ですが、下のSpecial Offer:にあるクーポンコードを入力すると15%引の$29.71で買えます。(今は円高なので買い時っちゃ買い時ですね)

Pocket DVD Studioはバッチ処理が出来ないのと変換開始地点をいちいち指示してやらなければいけないのが面倒ではあるのですが…他のツールは、WMV9の出力が出来なかったり、字幕が正しくレンダリングされなかったりと微妙にうまくない部分がありまして最終的にこれに落ち着きました。MobileHackerzを名乗るなら買ってないで自分で作れ、という声はとりあえず聞かなかったことにしておきます(><)

使い方はあとでまとめようとは思っていますが、ひとまずUP300xで再生するには


赤線を引いたところの設定だけ守ればたぶんだいじょうぶです。
  • 必ずWMV9でエンコードすること(WMV8では再生できません)
  • 映画の再エンコードでも30fpsを選ぶこと(UP300/UP300xは24fpsも普通に再生しますが、Pocket DVD Studioの側の問題でfps変換が入ると音声が時々変になってしまうようです)
  • Audioを80kbpsにすること(Audioのビットレートそのものは問題ではないのですが、80kbpsに設定するとPocket DVD Studioは音声を44.1kHzにダウンサンプリングします。48kHz音声を含む動画はUPでは再生できないようなので暫定の措置として)
    (※12/12追記:48kHz音声は再生できない、44.1kHz必須、というのは誤認でした。UP自体は48kHz音声の動画にも対応しているとのこと。Audioの設定をこうしないと再生できないのは事実なので、原因は他にあるものと思われます。これは原因が判明次第あらためて報告します)
こんな感じでエンコードしたWMVファイルを、
  • マイコンピュータ→UP300 series→UP300x by Nikon (8G)→Video
にコピーすればUP本体から見えるようになります。

その際、こんな感じの警告が表示されますが、

上記の設定であれば問題なく再生できるはずです。
あ、あと、上記の設定では音声のボリュームが変更無しになってますが、ちょっとボリュームは上げてやったほうがいい感じがします。意外とUPは最大音量が低めなので(密閉型ヘッドホンなのでそれでも聞こえるのですが)迫力を楽しみたい場合は元のデータの音量を最初から少しいじってやりましょう。 Related Posts with Thumbnails