2013/12/23 ■ 3Dキャプチャでおっさん3Dモデルを作ってOculus Riftで眺める@渋谷FabCafe Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

ちょっと工作したくなり渋谷FabCafe…レーザーカッターが使えるカフェに行ってまいりました。その工作の顛末はまた追ってblog記事化するとして、現在FabCafeでは年内いっぱいの期間限定で3Dフォトブースが使えるとのことで、ついでに体験してまいりました。
もともとはAutodesk社の本国で作った3Dフォトブースシステム、日本で借りようとしたら貸してくれなかったので自力で作ったというものなのですが…

3Dフォトブース@渋谷FabCafe - Spherical Image - RICOH THETA
ブース自体はかなりシンプルなつくりで、ホームセンターで売っているパイプジョイント(イレクター)で構造が組んであり、周囲に20台のiPod touchとLED照明が据付けられています。もともとAutodeskの123Dcatchというサービスのデモ用システムで、通常は1台のカメラで複数の自由アングルから写真を撮影しそこから3Dモデルを生成するのですが、この「複数アングルからの写真」を一度に撮影してしまう(そのためタイムラグがないので人体のような動いてしまうものもキャプチャ可能)デモシステム、というもののようです。

店員さんに撮影をお願いし、準備ができ次第ブースに入ります。
あとは、無線でいっせいにiPod touchのシャッターを切る→撮影した写真を一度flickrにアップロードする→それをAutodeskのサーバーに投げる→3Dモデル生成完了と同時に(FabCafeのメールアドレスに)通知が届く→それを教えてもらう、という流れになります。

このようにAutodeskのサーバ側で公開することが前提となりますが、撮ったデータをデータとしてダウンロードすることもできます(.3dp, .obj, .stl)…ので、せっかくなのでOculus Riftで見てみました。

この3Dモデルを撮影した場所(3Dフォトブース)のTHETA全天球写真を背景にモデルを配置してみます。

全球写真だけだと当然視差がついていないのでOculusで見るとどうしても平面的になりがちですが、3Dモデルのほうは当然立体です。このように立体モデルが手前にあると、背景も含めて自然に立体感を感じてしまったりするのが人間のおもしろいところです。

Oculus対応おっさん3Dモデル Windows版
Oculus対応おっさん3Dモデル Mac版