2013/12/01 ■ RICOH THETAをマスストレージデバイスとして認識させる方法 Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

※RICOH THETA関連のHACKが増えてきたので、まとめた別ページを作りました

RICOH THETA、標準ではUSBに接続するとPTP(MTP)デバイス…つまり(SDカードなどの「ドライブ」ではなく)「デジタルカメラ」として認識します。この「デジタルカメラ」としての接続に対応している端末ではそのまま普通に写真のコピーなどができますが、対応していない端末からだとうまくデータが扱えなかったりします。
そんな端末でTHETAをUSB接続して使うために、THETAには隠しコマンドとして「USBマスストレージ」(ドライブ)として認識するモードがあるようです。

やりかたは簡単。「WiFiボタンとシャッターを押しながらUSBを接続する」
成功すると、シャッター部分のLEDが赤の点滅状態になり、THETAがUSBマスストレージとして認識します。
マスストレージ状態はUSBを抜いたままでも継続しますので、終了する際は電源ボタンを押して明示的に電源を切ってやる必要があります。(電源を入れなおせば元の動作に戻ります)
(Special Thanks: 2chデジカメ板 THETAスレ 664

マニュアルにはない(ない…よね?)隠しコマンドなので動作の保証があるわけではありませんが、現在時点の最新版ファームウェア(THETAファームウェア 1.10)では動作することを確認しました。
ちなみに、Androidスマートフォンなどに直接THETAを接続してデータを扱ったりしたい場合(Androidのバージョンによっては、PTP(MTP)のままでも認識します)、microUSBのOTGケーブルが必要なのですが


Softbank Selectionの有線USBキーボードにたいへん使い勝手のよいmicroUSB - microUSBの短いOTGケーブルがついてきます。Amazonではちょっとお高めですが、安くなっているところでは結構安いので(例:有楽町ビックカメラ・アウトレット館で880円)ケーブルのためにゲットするのもおすすめです。冒頭の写真でNexus7とTHETAを繋いでいるケーブルがそれです。