iPod touchをiPhoneにしてしまう「脅威の保護カバー」にはSIMカードのほか、電池を設置することができる。それにより、120時間の連続使用のほか、4.5時間の連続通話が可能となるという。iPod touchには音声を拾うマイクが搭載されていないが、「脅威の保護カバー」にはマイクも搭載されているため、通話が可能になる。とのこと。中国すげえ!
どんな商品なんだろう!?と興味をひいたのでさっそく調べてみました。動画も発見!
記事には『中国最大のショッピングモール「掏宝网(タオバオ)」でも販売』とあるので、つまりYahoo!チャイナモールにもあるんだろうなと思ったらありましたありました!やはり人気商品のようで、前受金を取り予約を受け付けているようです。
苹の果物の皮の520は間もなく発売します!火のように熱い予約ing!
ここから製品名(苹果皮520)もわかったのでそれをキーワードに検索したら動画ニュースも見つけました。
なんだか無駄に熱いですね!しかしよく見るとネットワークはGSM、使えるのは通話とショートメッセージだけ…なのかな?iPodとiPhoneの機能差を埋めて同一にする商品というよりも、単体で動作する携帯電話のUI部分にiPod touchのアプリを使ったアイデア商品というほうが近いようです。
つまりは中国に山ほどあふれる「山寨機」と呼ばれるビルドアップ携帯電話のひとつの形でしかないし、普通に携帯電話を作るよりも液晶とかキーパッドとかの部材が要らず、かわりにiPod touchとのインタフェース(と操作アプリ?)を開発すればいいだけなので安上がりなはず。でもこのアプローチはたしかにグッとくるし欲しくなる!
既に枯れたジャンルの商品でも、ちょっとしたアイデアで需要を掘り起こすことができる、というのは実におもしろいですねえ。