2009/10/15 ■ The Invisible Clock - 肉眼では読めない時計 Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク



「肉眼では読めない時計」というものをつくりました。
上の写真…は、ちょっとわかりにくいか。中央左側にある黒い四角い物体が時計本体です。これは、肉眼で見てもまったくこのままのとおりで、真っ黒な箱にしか見えません。
ただし、携帯で撮ると時間が読める。人間の目には見えないけど、機械の目には読める時計。そんなコンセプトクロックです。

まぁ、なんというか…実用性が皆無なのは百も承知です(笑)
なんだろう、自分があんまり時計とか時間とか気にしない人なのに、腕時計集めたり変時計を作ったりするのは好きなんですよね。実はblogやサイトの記事にしていない創作時計がまだほかにも数種類埋もれていたりします。

この「The Invisible Clock - 肉眼では読めない時計」、詳しくは特設ページにまとめました。動画もありますのでぜひごらんください。

The Invisible Clock - 肉眼では読めない時計 - MobileHackerz

2009/09/30 ■ FinePix REAL 3D W1で撮ったステレオ画像をそのままblogに貼る方法 Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


富士フイルムの立体デジカメことFinePix REAL 3D W1は「右目用と左目用の写真を同時に撮って立体視することができるカメラ」です。しかし、撮ったはいいけど公開する方法が難しい!…のは、何度かお伝えしているとおり。

いろいろと試行錯誤はしたのですが、やはりWebで公開するのであれば平行法配置で公開し、裸眼ないしはそれなりのビューアで見てもらうというのが結局いちばんリーズナブルなのかな、という結論に個人的に達しました。

となると次は「じゃあ、どうやってその“平行法配置”の画像を作って公開するの?」というステップ。
いちばん高機能かつ高品質なのは、ステレオフォトメーカーという素晴らしいフリーソフトウェアを使って調整しつつ出力する方法です。が、やはりPCで調整して変換して…となると外出先でサクっと公開するのには手間がかかる。現地で撮影したステレオ写真が、その場でぱっとTwitterにでも公開できればそれはそれで楽しそうです。

というわけで、そんなことができるようなゲートウェイサーバを作ってみました。

ゲートウェイサーバは「特定のアドレスに.mpoファイルをメールすると、平行法配置に並び替えた写真を添付して指定の宛先にメールする」という動作をします。つまり、メールを使って写真を投稿することのできるブログやマイクロブログなどへ、.mpoを添付してメールするだけで平行法配置として投稿できるというわけ。
この際、平行法配置への並び替えは.mpoファイル内の視差調整情報(FinePix REAL 3D W1で調整した視差情報)も利用して自動でトリミングし並べます。

使い方は以下のとおり。

(※spam避けのため画像で記述しています)

上記のように、最終的に送りたいメールアドレスを加工し.mpoファイルを送信するだけで、.mpoから平行法の画像を生成し表題・本文はそのままで指定のアドレスへJPEGを添付送信します。

その際いくつか注意点があります。

・サーバ負荷対策のため、フルサイズの.mpoは受け付けません。横640または320にカメラ本体でリサイズしてから送信してください
・同時に受け付けるファイル数は1ファイルだけです。複数のファイルを同時に添付しても無視されます。
・.mpo以外のファイルを添付しても無視されます。
・変換、転送処理の前にGmailの迷惑メールフィルタを一度通しています。迷惑メールと判定されてしまった場合は変換されずに破棄されることがあります。


と、一見いろいろ面倒そうですが、これがFinePixの赤外線機能と組み合わせると意外と便利だったりします。
たとえば…

1. 出先でステレオ写真を撮影する
2. 再生メニューからリサイズ→スタンダード(640)を選択
3. 戻って、リサイズ済の画像を表示したら「F」キーを押し赤外線通信
4. 携帯電話を赤外線受信モードにして、FinePixから赤外線送信
5. 一瞬で転送が終わるので、そのファイル(.jpgに見えます)を「そのまま」添付してメール送信

少なくとも、FinePix REAL 3D W1とau W63CAの組み合わせではこの手順で(「デジカメ」と「携帯」だけで)Twitterやmixiなどに平行法画像の投稿ができました。実際にやってみればわかりますが、(携帯電話単体でのリサイズが意外と遅く面倒なこともあって)携帯自身で撮った写真をメールするのとたいして手間は変わりません。

これでランチに食べた飯をその場でステレオ写真のままblogへ投稿、なんてことも簡単に可能になりました。また理想の環境に一歩近づいた…!

なお、この変換サーバは私が自分用に作って運用しているものです。誰でも使えるように公開運用はさせていただきますが、永続的にサービスを提供しつづけることをお約束するわけではないのでご注意ください。


おまけ:
上記ゲートウェイサーバのアドレスの冒頭「mpo」を「mpojps」にすると、全く同じ変換動作をしつつ再送する添付ファイルの拡張子だけ「.jps」にして送信します。たぶんこれでau H001で立体視可能な画像になると思…うのですが、実機を持ってないので本当にこれでいいのかどうかはわかりません。あくまでもおまけということで。

2009/09/25 ■ どんどん増える3Dグッズ Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


FinePix REAL 3D W1を買ってからどんどんと立体写真データが増えているわけですが、そのデータを視聴する方法がいろいろ大変だというのは前回エントリに書いたとおり。

立体写真自身は100年以上の歴史を持つものなので、「立体写真の視聴方法」としてはかなりいろいろなアイテムがあります。が、それがデジタル時代に生成される大量の写真の鑑賞に合うかどうかはまた別の話。
PC上での画像の取り扱いも含めて、試行錯誤しているうちにずいぶんと「3D視聴グッズ」が溜まってしまいました。(上の写真に出ているものはその一部)

いまのところ、画質面で最強なのはIBM T221のフル画面に平行法で表示してステレオミラービューワで鑑賞する方法。特殊な環境すぎてなんとも言えませんが(笑)たいへん美しいステレオ写真が楽しめます。
ステレオミラービューワはアマダ光機さんでも買えます。ちなみに私が注文した時にはびっくりするくらい通販の対応が早かった。夜に注文して翌日(祝日)には発送、翌々日午前中には届きました。

手軽さで最強なのはSTEREO eYeさんで買える「ステレオプリント用プラスチックビューア」。500円で買える割には使い勝手はかなり良いです。ステレオミラービューワは簡単な調整で大きい写真が立体視(実体視)できるかわりに小さい画像・写真が立体視できない(たとえば、L判サイズにステレオカード印刷したものはサイズ的にうまく立体視できない)のに対し、手ごろなサイズの平行法画像が非常に手軽に視聴でき、かつコンパクトで安く大変便利。

安さと画質が両立しているのは、同じくSTEREO eYeさんで買える「ステレオプリント用紙製ビューア」。300円なので、紙に印刷したステレオカードとともに視聴用として配布するのに使えます。先のエントリのように老眼鏡を使ってもらうのも手ですが、この紙製ビューアが収められたビニール袋にちょうどL判の写真が同梱できるので、親戚などに立体写真を見てもらう手段としてはぴったり。ただ紙製だけあって耐久性に難があるので、自分用の常用ビューアには向きません。

ほかに、アマダ光機さんのステレオウィンドウもずっと気になっていたのですが、ちょっと気軽に買うには高すぎて(約8000円)躊躇していたところ、B級品が格安で出ていたので思わず購入。アマダ光機さんのページでは外観がわかりにくいですが、こんな感じの商品です。
これはリビングに立体写真を飾る用途に使おうと思っていますが、レビューはそのうち。

とまぁ、視聴する手段に関してはいろいろ集めてみましたが、肝心な3D写真のハンドリングがまだちょっと面倒くさい。というわけで、「立体視 .MPO画像ファイル用 Susie/エクスプローラプラグインパック」というものを作ってみました。
ステレオビューアを使うとたいていは平行法で視聴することになるので、.mpoファイルをワンクリックで、使い慣れたビューアで平行法として開くことができるように作ったようなものです。
こういう視聴環境が揃ってくると地味に便利に使えますので、FinePix REAL 3D W1ユーザのかたはぜひお試しいただければ。

2009/08/12 ■ フルカラー立体動画を105円で楽しむ方法。または、FinePix REAL 3D W1で撮った立体写真を格安で人に配る方法。 Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

「立体デジカメ」ことFinePix REAL 3D W1を買ってしまいました。
以前「立体ウェブカメラ」ことminoru 3Dを買ってしまってからというもの、立体写真・立体動画というものの面白さに(いまさらながら)目覚めていったわけですが、そのなんというか現在の完成系といった感があるカメラです。
初物・際物なりの詰めの甘さみたいなものは随所に感じるし、いわゆるコンデジとしてはゴツく重い(ステレオカメラとしては驚異的に小さいんですが)特殊なカメラではありますが、それをひっくり返すくらい面白い写真や動画がいとも簡単に撮れてしまいます。

一方、Youtubeが3D対応したりなど、どうも2009年は「立体写真界」にとってターニングポイントと言っていいくらいの出来事が集中しているような気がします。

…という話を見聞きしていても、ほとんどの人は他人事だと思っていることでしょう。わかりますわかります。
なぜか?そりゃ、「立体(3D)コンテンツなんて言われたって俺見えねえもん」って人がほとんどだから。


3Dコンテンツを3Dとして楽しむためには、視聴側にも特殊な環境が必要です。
そんな「特殊な環境」の中で一番手っ取り早くみなさんがピンとくるのは「赤青眼鏡」(アナグリフ)じゃないでしょうか。


昔は3Dといえばこれ!でした。言い換えれば、枯れたというか成熟した技術ともいいます。私が「ニコニコ生放送」で「立体放送」を実施した時も、この赤青眼鏡式でやりました。
この赤青眼鏡、通販なら80円くらいからあったりします。…が、問題は、通販以外にあんまり手軽に手に入るところが無い、ということ。あとはセロファンを買ってきて自作するという手もありますが、それも「多くの人が簡単に手に入る視聴環境」という面ではちょっとハードルが高い。実際、ニコニコ生放送で立体放送!とぶち上げても、感想の大多数は「赤青眼鏡なんて持ってねえよ!」「どこ行けば買えるんだよ!」でした。

さらに、アナグリフには色が不自然になり目が疲れるという欠点もあります。色の面はカラーアナグリフという技術を使えば結構いい線行くんですが、それでもフルカラーの美しい映像、とはちょっと違う。

せっかくもとの画像はフルカラーであるのだったら、フルカラーで楽しみたい。


…前置きが長くなりましたが、
そういう人向けの、簡単に手に入る、格安の、ちゃんとフルカラーで立体視できて、いろんな3Dコンテンツに対応している3D視聴方法がありますので今回はそれをご紹介したいと思います。




用意するものはこれ!
ダイソーなどの100円均一で手に入る、+5.00という超強い度の老眼鏡、です。105円。

この老眼鏡を使って、左右に並んだ(平行法用の)3D写真に対して



このように

写真-(15cmくらい)-老眼鏡レンズ-(5cmくらい)-

という風に、焦点があうように隙間をあけて覗き込みます。(おのおのの距離は写真の大きさによって変化します。最適なところはなんとなく動かしながら覗いて見つけてください)
するとあらふしぎ!写真が立体に見えてくるはずです。もちろんフルカラーで!

いわゆる裸眼立体視の平行法(寄り目じゃなくて遠くを見るやつ)とやってることは同じことなのですが、焦点をあわせる補助として老眼鏡を使うことで格段に楽になりますよ、という仕組み。というか、私は裸眼立体視はできたためしがありませんがこの方法なら非常に快適に立体映像が楽しめます。

まずは本blogエントリーにあがっている写真はすべてこの平行法用になっていますので、これらの写真で試してみましょう。そして、発端であるこのYoutube 3D動画をはじめとしてYoutubeの3D対応動画なら「Parallel」に設定すればこの視聴方法が可能です。

で、ここからが大事なんですが


この立体視方法を使うと、誰でも紙に印刷しただけのステレオプリントを立体で見ることができる、ということなんですね。そのための道具も、ダイソーで買えちゃう。
つまり、FinePix REAL 3D W1で撮った写真を人にプレゼントしたい時に、普通のプリンタで印刷したものを渡すだけで、この方法なら相手にそれほどの負担なく立体コンテンツとして楽しんでもらえる、ということなんですよ。
立体で撮っても立体で見てもらう手段が無い、コンテンツを生産できてもコンテンツを消費できない、というのが「3D・立体」コンテンツをめぐるひとつの課題でした。でも、ダイソーの105円老眼鏡はその課題を(裸眼じゃない、という点を除いて)かなり解決してくれるような気がします。

…と、ここまで読んであいかわらず他人事だなあと思っているみなさん!
だまされたと思って100円ショップ行ったら+5.0度の老眼鏡買ってきてみてください!騙されてもたった105円!
で、ぜひ上の写真を眺めてみてください。ほんと、たった105円なのにおもしろいほど簡単に写真がフルカラー3Dになりますよ!





※「ステレオ立体写真ビュアー」には、もうちょっとちゃんとした立体視用レンズが入ってます。

2009/07/28 ■ ニコンUP300を遊びつくす本 Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


いつの間にこんな本が出てたんだ!?
…というわけで、早速買ってみました。内容は普段からUP300/UP300xを使い倒している人にとってはあまり新規性は無いですが、片眼HMDでこんなことができますよー、ということをいろいろと紹介しています。個人的には、ライフルの照準として使う用途には萌えました(笑)

しかし、そんな私のUP300xは…故障したのはもちろんすぐに(修理出して戻ってくるまでほんの数日で)直ってきましたが、ただいまちょっとお休み中。今は移動時間がDQ9に吸われてます…

2009/06/25 ■ インターネット双方向コミュニケーション書道 Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


ニコニコ生放送にはいろいろなユーザによる、いろいろな番組があります。その中でいま一番私が面白いと思っているのが、「LIVE書道」コミュニティ・書道家さんによる放送です。(blogはこちら

基本的に番組の流れはシンプルで

書道家さんと視聴者が、雑談しながらコメントで言葉のリクエストを挙げていく→面白かったり、「書きたい」と思えるリクエストを拾って実際に紙に書として即興で書く(ライブ書道)→ライブ書道で書きあげた作品は、希望があれば通信販売で購入できる(500円/1枚、送料80円)

という感じです。まだ放送による作品の通販は軌道に乗っているとまではいかないようですが、「ニコニコ生放送」(とスティッカム)という場でのライブであること、書道家の先生が現代語の書を専門とすること、ノリがいいこと、などから、書を通じた・ネタも含んだ「ライブ」となっていて非常に面白いのです。

たとえば先に挙げた「もばいるはっかーず。」なんてのもリクエストで放送中に即興で書かれたものですし(※これはリクエストしたのは私ではありません。リクエストしてくださった方ありがとうございます!)
ほかにも

とAAを織り交ぜてみたり


絵を入れてみたり


よく見ると時事ネタだったり


普通に作品的なものまで、その場でさらさらと書かれていく様子はそれだけ見ていても実に楽しい!(ライブ書道の作品集はこちら
また、こういうライブ書道の合間には、先生の書へのこだわりや批評、あたらしいチャレンジへの解説などが語られることもあります。普段接しない世界であるだけに、こういう話もとても興味深い。

ライブストリーミングサービスの中でも、特にニコニコ生放送は「視聴者のコメント」がサービスの軸になっています。これはどういう意味を持つかというと、従来の「放送」とよりも視聴者と放送者(生主)の距離が近く、双方向性が高い、ということです。
1→多数の一方向でもない、1←→1のコミュニケーションでもない、1←→多数、というあたらしいコミュニケーションスタイルがそこにあります。そして、この「ライブ書道」という放送は、見事にそのスタイルの一番「おいしい」ところを使えているように思えます。

で、やはり、自分がリクエストした言葉が目の前で「書」になると、現物が欲しくなるのですが(笑)というわけで、いくつか注文させていただいたので、届いたら飾ったりしようと思っています。

こういう、最終的な「バーチャル(放送)からリアル(現実)への連携」も含めて、これは本当に理想の「インターネット時代のライブパフォーマンス」のひとつの形なんじゃないかなぁ、と思うのでした。

ニコニコ生放送(ニコニコ動画)「LIVE書道」コミュニティ



2009/06/24 ■ MEDIAPORT UP(UP300x)故障! Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

すっかり言及しなくなって久しいメディアポートUPことUP300xですが、言及しなくなったのは飽きたからではなく完全に生活のサイクルに組み込まれてなにごともなく普通に使っていたから、だったりします。
発売当初(真冬)と違い、その日の気分によって自転車通勤を選ぶ日も増えてきた昨今では毎日みっちり使い込むというほどではありませんが(自転車移動時はさすがに危なくて使えない)、それでも電車通勤時などたいへん重宝しています。
借り放題のネットDVDレンタルなどと組み合わせていままで(自宅ではなかなか時間が取れずに)視聴することができなかったコンテンツを実に楽しく、楽に、移動中に消費しまくっています。あまりにもの楽しさに「みんなこっちの世界に来ればいいのに!」と本気で思ってたりするのですけどねー。UP300xで24(TWENTY FOUR)はシーズン2,3,4,5まで見たし(1は以前に視聴済)プリズンブレイクは1,2と観て3を現在視聴中。映画もドラマもどんとこい!ってなもんです。

で、
そんな感じで日常的にUP300xを使い倒していたわけですが
累計視聴時間が200時間を超えたある日(=昨日)、事件は起こったのです…


いつものように動画を視聴してたら、いつものようにバッテリー残量警告が表示されたんですね。
UP300xはエネループ(単三充電池2本)で動作するので、いつも替えバッテリーは持ち歩いています
というわけで、ほんではバッテリーを替えるかー、と、いつものように電源オフの操作をしたんですよ。
すると…UP300xは電源を切ると(=スタンバイにすると)動画のレジューム位置を本体に記録しつつ画面がフェードアウトしていくのですが…そのフェードアウトしている最中に「ブツッ」と画面が消えました。

「ブツッ、と画面が消える」ことそのものは、これもわりとよくあることで、バッテリー電圧が本気で電源の維持に足りなくなった時の現象です。もともと充電池って電圧の変化がリニアでないので、電圧から電池残量を測るのが難しいんですよね。なので、「残量警告」を表示した段階で既にもう限界ぎりっぎりだったりすることもままあります。今回も、そんな感じだったんでしょう。

というわけで、いつもの光景(残量警告)によくある現象(突然の電源断)が重なっただけ、だったんですが…
どうやら、このタイミングがものすごく運が悪い、最悪なタイミングだったようです。管理エリアにレジューム情報を書き込んでる最中の、一番良くないタイミングだったのかな。

電池を入れ替えて、次に電源を入れたら…
動画一覧に入ろうとした瞬間に、上のようなエラーメッセージが><



この段階では「あー、初期化しなきゃ」くらいに思ってたんですが(レジューム位置の記録に失敗したのだろう→その情報を初期化するか、レジューム対象の動画ファイルでも消せば直るだろう、と思ってた)その後、
  • 電池を抜いて電源を入れ直す
  • 電池を替える
  • 最後に視聴していた動画ファイルを削除する
  • PCに繋いで内蔵メモリをフォーマットする
  • 設定初期化も含めたフルリセット操作をする
どれをやっても結局復活しませんでした。とほほ。
ほかのメニュー(動画以外のメニュー)には普通に入れるし操作できるので、ほんと、物理的な故障ではなく論理的な(内部メモリ上の)エラーだなーという感じなんですが…操作で治せないのがたいへんもどかしい。。。(笑)

結局、サポートに問い合わせたところ修理対応とのことでした。
うーん、ほんと、UP300xという製品そのものが毎日の(主に電車通勤時の)生活パターンに完全に組み込まれてしまっていたので手元を離れるのが地味につらいです。はやく直ってきてほしい!