. |l、{ j} /,,ィ//| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「ある日いつものように会社に行ったら『本日付で解雇します』と言われた」事件から4ヶ月。先のblogエントリでは「37歳無職」だった肩書がその後「38歳無職」にアップグレードしたりもしましたが、おかげさまで無事次の職場が決まりました。
. i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ | あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
. |リ u' } ,ノ _,!V,ハ | < 『ニコニコ生放送のユーザ枠で愚痴っていたら
. fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人. | いつのまにか就職内定していた』
. ヾ|宀| {´,)⌒`/ |ヽトiゝ. | 超スピードだとか催眠術だとか
. ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉. | そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
. ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ. │ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
. /:::丶'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ \____________________
もともと私は趣味の情報発信活動(=MobileHackerz)と職務は結構意識して分離していました。つまり『職務によって積み重ねてきたスキル』と『MobileHackerzの中の人、というイメージから想像されるスキル』も結構ギャップがあったりします。なので「クビになった!」と公表したあとかなりの方にお声をおかけいただきはしたのですが、みなさんが期待する人物像と実像はちょっと違っていたんじゃないかなあとか思っています。
そんな状況で就職活動などしていると当然「お祈りメール」(=今後のご活躍をお祈りしています、的な不採用通知メール)もいただいちゃったりするわけです。そして私も人間なので、そういうメールを受けとると普通に凹みますし愚痴りたくもなるわけで…→ニコニコ生放送でカメラに向かってとほほーと愚痴る放送をしていると→見ていた視聴者から(ニコ生なので匿名で)「うち受けてよ」とコメントされ→「今そんなこと言われると本気にしますよ!」と返すと→本気本気→面接→内定
Twitter経由でかなりの方にもお会いしましたが、まさか最終的に決まるのがニコ生のコメントで誘われた会社だとは思わなかったの巻でございました。
で。
これは以前から悩んではいたのですが…
個人的には趣味の情報発信と職務は分離していたほうがなにかとやりやすいとは思っているんですよ。なので、職を変えるにしても自分の趣味の顔は極力(職業人としての自分と)リンクさせたくはなかったのが本音。でも今回は非常事態・緊急事態ということもありスタート時からあえて就職活動そのものに自分の「趣味の」実績を利用することにした結果、そうも言ってられなくなりました。実際、自分が思っているよりずっと自分の活動はみなさまに評価いただいているんだなということも今回つくづく実感しましたし。
そんな流れもあり、「どこそこへ入社することになりました」といったことを公表することには抵抗があるんだけれども言ったほうがいいのかなあとか、まあそのうちバレるだろうけど出社して慣れてからでもいいかなあていうか内定もらったばかりのタイミングでペラペラ喋ることでもないかなあとか漠然と思いつつ、内定の報告をTwitterでぽつりと書いたわけです。
そうしたら大変ありがたいことに続々と「おめでとうございます」とのリプライをいただきまして、嬉しくなって私もいただいたリプライに全レスをはじめました。今思えばこれが大変うかつだった(笑)
よくよく考えたら、Twitterで反応をくださる方の中にはこれから職場を同じくする人もいるんですよ!
そういう人にも等しく「ありがとうございます」だけで済ませるのはそれはそれでちょっと不義理じゃないか?今後よろしくお願いしますとか言わなくていいのか?
…ということに、その「もうすぐ職場を同じくする(けどそれをまだ知らないだろう)人」へいざ返信しようとした時にはたと気がついたりしたわけで。気づくの遅いよほんと。
で、うわーどうしよと思いつつ
とか書いて悩んでいたら
オゥ....
というわけでやはりこのタイミングでも宣言
そんなご縁もあり、1月から株式会社ドワンゴさまでお世話になることになりました。
ここに至るまで、無職と言いながらもいろいろな方にお会いしていろいろな案件に関わりました。
また、実のところドワンゴの面接とほぼ平行してもう一件、物凄く面白そうなお仕事の話もいただいており、選択に非常に迷ったりもしました。このご時世で「仕事を選べる」というのは大変幸せなことと感じます。
いままでの自分の職務とは違う分野への転職となりますのでエンジニアとして期待半分不安半分、できるだけご期待に沿えるよう努力したいと思います。
即日解雇→Twitterとblogで就職先募集→最後はニコ生のコメントでリクルート、というなんだかよくわからない展開を見せたこの一件。インターネット時代にしてなかなか無いすごい体験をしたような気がします。はい。
■真・リストラなう/過去の経緯