2009/06/18 ■ ナムコ『マイクロマウス』マッピー(初代) Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

日記をお休みしている間にも、Make: Tokyo Meeting 03に参加してみたり(ニコ生企画制作部、というところにコッソリとおりました)いろいろとバタバタはしていたのですが、またぼちぼちと書き始めようかと思います。いやほんとごめんなさい。
最近ニコニコ生放送(を『放送』すること)にちょっとハマっているこ ともあり(このサービス知るまではニコニコ動画のアカウントすら持っていなかったんですが!(笑))、自分の『アウトプット欲』みたいなものが満たされて しまっていてナニかを書こうというモチベーションが出ないのがいかんのかもしれないですね。

ちなみに、「実況スレッド勢いブラウザ」が止まっているのは認識してます>< GD.pmが使えなくなったという単純な理由なんですが、そのうちなんとかしますごめんなさい。。。 直しました!長らくご不便おかけいたしましたm(__)m













と、そんな中でひさびさにヤフオクにて出物を発見、おもわず衝動的に落札してしまったのでご紹介。
知っている人は知っている、ナムコ『マイクロマウス』マッピーの当時の(初代の)キット現物です。

ロボコン」のようなもの、といえばわかる人が多いとは思いますが「自作ロボットで課題をクリアする競技」という技術系の競技ジャンルがあります。そしてその走りである「マイクロマウス大会」。これをクリアするためのロボットが「マイクロマウス」です。

「マイクロマウス大会」の課題は「自作のロボットで、規定サイズの迷路を走り抜けなるべく早くゴールへ到達する」。今の「ロボコン」に比べたら非常にシンプルな課題ですが、それでもこれを実現するロボットを手作りするにはかなりの技術が必要です。ざっと必要な機能を挙げてみても、迷路の形状を把握するための壁センサ、ゴールへ到達したことを判定するスイッチ、ロボット全体を動かすモーター、迷路の全体像を推測してゴールへの経路を計算、モータを制御するコンピュータなどが必要で、そしてそれらをコンパクトな台車にまとめなければいけません。そこで、ナムコが競技用に最低限の必要な機能を備えたキットを製作し販売したのです。これがこの「マッピーキット」。

「マッピー」と言えばあのナムコのゲームを思い出す人がほとんどだと思いますが、実はマイクロマウスロボットのほうが登場が先(1981年)でした。その前年(1980年)「マイクロキャット」として一回り大きいサイズのロボット「ニャームコ」が作られており、それらのキャラクターをゲーム内に登場させたのがアーケードゲーム「マッピー」(1983年)だったりします。
そしてそのナムコ製マイクロマウスロボット「マッピー」のハードウェアを整理し、一般向けにキット化してあらためて販売した(と言ってもマニュアルの写真の通りあくまでも『ロボットを自作できる人向け』のキットで、大変高価なものでしたが)のが今回紹介した「マッピーキット」(1983年)というわけ。

さすがに25年以上前のものだけあって、電解コンデンサが一部膨らんでいたりなどしましたが、全体的には意外ときれいでした。通電テストはこれからなのでどこまで生きているかはわかりませんが、なんらかの形で動かせればいいなあと思います。しかしZ80のアセンブラなんて今から書けるかなぁ…というか、EPROMを焼ける環境が無いよ(笑)!無粋かもしれないけど、Z80を外して今時のワンチップマイコン載せてみるのがいいのかもしれないですね。

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