前回ちょっと書いたように、「基板を外装として使う」ことにして安価に仕上げてみました。そのため板をスペーサーで挟んだ形状が基本となります。そのへん手作り感がどーしてもかもし出されてしまいますが、(欲しいという酔狂な方は)気に入らなかったら自分で外装作るくらいの気概でなにとぞおねがいします(><)
ただ、こうしたおかげで最初は(アクリルで作ったりすると外装がかなり高くつくので)外装をオプションとしようかと思ってたんですが、どうやらそうしなくてもよさそうな感じです。
これが時刻送信サーバ側。サーバ側は赤外LEDを頻繁に発光するので、電池ではない継続的な電源が必要です。というわけで、今回はUSBを電源として使用します。
こんな感じで、通常はUSB電源タップを使用して動作させるイメージですね。
サーバの中身はこんな感じ。とりあえず安く仕上げたいので(こればっかですみません。。。)本当にぎりぎり最低限の部品だけを使ってますが、こちらはいじりたい人向けにいろいろと拡張の余地は残してあります。
たとえば、このようにUSB端子側に子基板を増設すると、PC(USB)からちょっとした制御が可能になります。通常ボタンをぽちぽちして設定する時刻をUSBから設定したり(=NTPに同期とか)、7セグメントで表示できる範囲で…という前提はつきますが…、PCのアプリケーションから、好きな桁に好きなパターンを表示させるような制御もできるようになります。そう、天気予報も表示させようと思えばできると思います。(7セグメントでどう表現しよう?という問題はありますが)
ただ、現状だとPC(USB)からの電源供給が切れてしまうと桁側も(同期を失って)電源が切れてしまうので、常時表示ウィジェットとして使うには電源供給だけ別にするとか改造に工夫が必要かもしれません。あ、PCを24時間つけっぱなし前提の人はそのままでokです ^^;
と、現状はこんな感じです。
残された課題は
サーバ基板のデバッグ(こんな簡単な基板なのにうまく動いてくれてなくて ^^; ど素人なんだなぁと痛感中…)※追記:動くようになりました ^^;- 実装・量産の手配(部品だ基板だの先行投資で小遣いマジですっからかんになっちゃったので、もう全部家内制手工業で手作りしちゃおうかなとか覚悟し始めてますが…)
- PC側アプリケーションの製作(これは後回しになっちゃうかなー…)
- 頒布方法の検討(はたして買ってくれる人がどれほどいるか、という不安は常に抱えてますが(笑))
いやほんと、量産できれば劇的に安くなりそうだなーとつくづく思いながら日々かかった原価をぽちぽちと計算しております…。どこか作ってくれないかなあ。