2008/05/28 ■ ラジコンヘリ Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


ラジコン…と言っても最近の室内用おもちゃは主に制御が赤外線だったりするので「ラジオ」ではないんですが、まぁそのへんの言葉のチョイスについては置いといて。
最近、モーターやエレクトロニクスやバッテリーやその他いろんな技術が進化した結果一気に爆発したんでないかと思われるおもちゃのジャンルが「空飛ぶおもちゃ」。

ちょっと前までラジコン飛行機や、さらにはラジコンヘリなんてのは夢のまた夢のまた夢、とてもじゃないけど気軽には買えない高度なシロモノだったような気がするわけですが、いまやおもちゃ屋で簡単にその「夢」が買えてしまいます。ビバ技術革新
高校生の頃、バイト代やお年玉を溜めてドキドキしながら買った電動ラジコンヘリ(当時6万円くらい)を、調整ミスって初フライトでぶっ壊して以来この手のものには触らないできたのですが(笑)あまりにも安いので1年半くらい前にハニービーに思わず手をつけてしまってからはあっという間にこの体たらくです。

奥からジャイロホースハニービー(3台目)、ハイパータンデム。今日、給料出たことに気をよくして(笑)ハイパータンデムをつい買ってしまいました。
これはすべてSilverlitという所が設計・製作していて、日本ではシー・シー・ピーという会社が販売しています。(ちなみにハニービーはかなり偽物も出回ってるので注意)

このSliverlitの作る「空おもちゃ」、凄いです。前述のとおり私はあっという間(笑)にラジコンヘリをぶっ壊したことがあるのですが、ここに挙げたヘリたちは本当に壊れない。初心者でもすごく楽しく飛ばせるくらい安定している上に激突してもまったく平気。壊れるといえば、まぁだいたいは遊びすぎてバッテリーが寿命になるのが原因かつ症状という頑丈さ。

ジャイロホースはさすがにちょっと狭い室内で飛ばすのは厳しい(でかい)ですが、ハニービー、そして特に今日買ってきたハイパータンデムは6畳間でも余裕でフライトできる安定感。こんな高度なおもちゃが数千円。ほんとなんていい時代になったんだろうと思います。

それぞれ

ジャイロホース
:無線制御+でかい+パワーがある=屋外でも飛ばせる。逆に日本の家屋の屋内で飛ばすのはちょっと怖い

ハニービー
:赤外線制御+2ch(上昇下降・左右旋回)。屋内用。ちょろちょろ飛び回るかわいいやつ。どこ飛んでくかわからないところもあるが、バランス調整などいろいろ簡単な改造で調整するとかなり安定する。おもしろい

ハイパータンデム
:赤外線制御+3ch(上昇下降・左右旋回・前進)+LEDサーチライトON/OFF。屋内用。ハニービーをベースにさらに安定させ(ぴったりホバリングできる!)制御しやすくした感じ。ハニービーのようなドキドキ感はないけど、制御できる要素が増えた分だけよりラジコンいじってる感じ。

という感じで微妙に性格が違うわけなので結局(空モノマニアでもないのに)面白くて3種類揃っちゃったりするんですよねw とりあえずそれぞれ満足度が高いので、さすがに他社の同様の製品まで手を出そうとしていないのがまだ救いというか。

電子工作・Hackネタ的にはここから3ch化改造とかさらにジャイロまでとかいろいろ恐ろしい世界に突入していくのですが、私はそこまでの技術も気合も無いのでただ遊ぶだけで満足です ^^;


2008/05/22 ■ KETACLOCK/フリーダムな時計(5) Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

その後も地味ーに製作作業を進めてます。頒布するならできるだけ安く、とコストはかなり気を使いつつ試行錯誤してますが最終的にはどうなることやら(><)

「桁」(クライアント)側の最後の部品、新基板が(とりあえず15枚)届きました。
枚数が増えてくるとかなり安くなるみたいなので、初めてPCBCartを使ってみました。さすがに安いだけあって基板の品質は(ド素人の私から見ても)ギリギリな感じ。発注した15枚中、SSOPのレジストマスクがちゃんと抜けていない基板が2枚ありました。もうちょっと広く抜いておいたほうがよかったかー。
ただ、中国・杭州の工場を昼に発送してその翌日に届いたのには本当にびっくり。FedExすげぇ!下手すると国内宛より早いじゃん!


というわけでとりあえず手はんだで台数作って並べてみました。ほとんど全桁が揃うとこんな感じです。
完成したら欲しいという(大変ありがたい)方の中でも、さすがに年月日まで表示しようという剛の者はそうなかなかいないとは思いますがw、やろうと思えばできますよということで。


いままでのβ基板との比較です。いままでは電源に単四を2本使ってたのでそのまま自立してましたが、今回コイン電池に変更すると同時に「足」をつけられるスペースを取りました。液晶サイズちょうどぎりぎりピッタリの外形にするのも魅力的だったんですが、トータルの見た目としてはこっちのほうがよかろうかと。製品としてそれなりの台数量産するならケースとか凝れるんでしょうけどねー、手作業前提100台規模だとなかなか見た目に凝るのは厳しいです(><)


というわけで、最後の抵抗(^^;)として、この「足」を使って、前面にアクリルでパネルをつけてそれっぽく仕上げるという手を考えてます。上の写真と下の写真で既に前面のビスが変更されてますが、こんな感じで(おカネのかからない方向で)いろいろと見た目を試行錯誤しているところです。


そして最後にもう一発、「液晶サイズ変更版」。ためしに見てのとおりのバラックで2個ほど作ってみましたが、やはり液晶サイズが違う桁が混じるとかなり「フリーダム感(笑)」が上がりますw まだバラックで2個だけなのでちょいイメージつかみにくいですが、これはちゃんとした見た目で作りたくなりますね。
桁あたりのコスト(特に液晶モジュールの単価)はかなり上がるので悩みどころではありますが…。


というわけで現状報告でした。桁の側の設計に関してはほぼFIX、あとは基板のリピート生産を発注しつつ実装をどこかにお願いするか地道にちまちま手はんだするかで100台まではなんとか。という感じです。キット販売してもいいんですが、0.5mmピッチSSOPを含めチップ部品・表面実装部品ばかりなので一般的に「電子工作キット」と言うにはちょっとハードル高いかなー…。
それと、アクリルパネルと足は別売にするかもしれません。こういうモノの「製造(量産)」なんて仕事も含めて全くやったことないんでなんかもうワヤクチャになってます ^^;

サーバ側(時刻送出側)はこれから基板を設計します。予定としては
  • USBコネクタに挿して電源を取る(USB出力タイプのACアダプタがそのまま使えるように)
  • 通常ではサーバ側内蔵のクロックで普通に時計を刻む。ボタン(SET/ADJ)で時刻設定
  • 拡張コネクタが用意されていて、そのコネクタにUSBチップ子基板を増設すると、PCからUSBで時刻設定や各桁へ自由なパターン表示が可能になる。CPU温度表示みたいなのとか。
  • その拡張コネクタを使って電波時計化することも(たぶん)可能
書き出してみるとなんかものすごいシステムのようですが、要は「マイコンのシリアル入力端子(RxD)をコネクタとして空けてある」だけです。シリアルでだらだらと設定コマンドを流し込むと各種操作ができるようになってます。これは別に何も繋がなくても単体で時計として動作しますが、PCや他のマイコンからコマンドを流し込むことも可能、という感じ。(そしてPC(USB)→シリアルの変換チップは高いので別に子基板として用意、というケチケチ作戦)

あとの問題は予価…ですが。
今回写真で紹介している小サイズの桁(クライアント)で、基板や部品の単純な原価だけで1000円くらい、実装その他も含めて単純にコストが1500円くらいかかる予定です。開発費や在庫リスク分も乗っけなきゃいけないので(ごめんなさい!)、2500円…もうちょい行ってしまうかも。桁あたりなので時刻の表示に4桁/6桁要ることを考えるとこれでもかなり高いのは承知です(><)すんません
それにサーバ(時刻送出器)が1個、必要に応じて桁のアクリルカバーなどを足していただく感じになると思います。こちらはまだ原価が確定してないですが、まぁ、おそらく一般的に想像されるレベルとそう大きくは変わらないんじゃないかなと。

部品点数もかなり少ないし構造も単純なので数さえ作れれば劇的にコストは下がりそうな気はするんですが、個人の範疇(しかもノウハウはゼロに近い)だとこのあたりが限界ですね…。
逆にどこかちゃんとしたところが作ってくれると楽なんですが(笑)

2008/05/15 ■ KETACLOCK/フリーダムな時計(4) Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


ひゃくだいぶんのぶひんがとどいたよ!

                 ハ_ハ  
               ('(゚∀゚∩ とどいたよ!
                ヽ  〈 
                 ヽヽ_)

もうあともどりはできない…

2008/04/29 ■ KETACLOCK/フリーダムな時計(3) Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

「フリーダムな時計」ことKETACLOCKのファームウェアがちょっと進展し、「まぁこんなもんかな?」と思えるレベルまで仕上がってきました。
サーバ(時刻送出機)・クライアント(各桁)ともにマイコンは現在DIPでも手に入るuPD78F9222(78K0S/KA1+)を使っているので、設計が終わり次第一段小さいマイコン(uPD78F9221)に変更しよう、とか思っていた…んですよ。
そしたら9221ではぜんぜんROMが足りなかった(笑)。…というか、4KBありゃ余裕だろうと踏んでいたクライアント(各桁)側、現状で(サイズ優先最適化オプションでコンパイルしても)ROMが7バイトしか空いてません(><)
実際あまりサイズのことは考えずに(読みやすく)書いたっちゃーそれはたしかにあるんですが、それにしても処理が予定より膨らみすぎです。要は低消費電力化するためにいかに同期を低電力コストで行うか、というところにひたすら工夫を盛り込んだのが原因なのでありますが。

あとは使用感と消費電力のトレードオフ。双方の妥協点のパラメータを煮詰めていくしかありません。
現在各桁の電池は(サーバはAC接続前提。たぶん最終的にはUSB接続で電源をもらう形になると思います)単四2本駆動なのですが、電圧とか重さ(=壁に両面テープで貼る時に重要)とか厚さとか実装面積とかのメリットがあるので、できればこれはコイン電池(CR2032)にしたい。しかしそれだと電池の持ちが…。と悩んでいるところです。現状からもう一押し低消費電力(電流)化できるかどうかがポイントになりそう。平均であと10μAは減らしたい。

というわけで現状ファームウェアでの動作を動画で撮りましたのでご紹介。こんな感じで動作します。

<a href='http://eyevio.jp/movie/112053'><img src='http://eyevio.jp/_images/u/u6/u6481ed68696b585895c1759b65395b9/112053/uwwpkfhcpllfjpbdobbh_w1.jpg' />KETACLOCK - 桁ごとに独立した時計</a>

「一桁足りない」状態から桁の追加、そして時刻設定動作までのウォークスルー。分の表示を連続で送っている間、秒表示がちらちらしているのは現在のバージョンでは既に直っています。
液晶のドットが点いたり消えたりしているのは、点灯:同期信号受信待機、または時刻設定中 点滅:同期中(自己クロック誤差修正中) 消灯:同期完了を意味しています。

また、このムービーの壁の下には、

と、(仮組ではありますが)実際には時刻送出サーバがあります。これはもうちょっと見た目マシにしたいですが。
そしてサーバの基板の右下に見える赤いボタン2個が、時刻修正用ボタンです。(よくあるSET/ADJの操作で修正します)

あーーーー、電池どうしよ(><)

2008/04/20 ■ Make: Tokyo Meeting Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

Make: のオフラインミーティング、Make: Tokyo Meetingを覗いてきました。

ちょう面白かった!

正直もっと寂しいイベントなのかと覚悟していたら(失礼!)人もかなり多く、出展されているいろんなモノもそれぞれ独創的ですごく面白く、実に充実した時間を過ごせました。ありがたやありがたや。 スタッフその他のかたに大感謝です。感謝のあまりMake: Japanの全号やCore Memoryを大人買いしてしまいました(笑)





どれもこれも面白かったんだけれども、一番私のツボに来たのがこれでした。実体というか物理的に表示するグライコというかスペクトル表示のデモ。スチロールの粒を小型ファンで吹き上げてバーグラフ表示がわりにしていいるわけですが、天然ビジュアライザーというかなんというか、アクリル・白色LED・スチロール粒の輝きなどすべてが計算されつくされているというか、実に美しかった。


あと、型抜き(笑)に成功するとオライリーグッズがもらえる!w ということで大人げなく気合入れてかつ簡単な型抜きに挑戦 ^^; オライリー帽子とオライリーマグカップいただきました。会社で使おう(笑)


と、いくつか現状のご報告とコメントのお返事をしておきます。


24時間ワンセグ野郎

ごめんなさい、すっかり手が止まってます。基本的に一度にひとつのことしかできない性質なのでのんびりお付き合いくださいm(__)m
いまのところ、やはり動作が不安定(たまに録画が止まる)のと、アプリケーションエラーが起こるのは確認してます。チューナー対応も含めて一度腰をすえて対策しないとですね。


KETACLOCK(桁ごとに独立した時計/フリーダムな時計):
全桁電波時計化は最初考えたんですが、やはり電池の持ちとコストの問題が大きく断念しました。個人でも安くて小さいモジュールなりが手に入ればいいんですが…。あと、通信は赤外線なので電波はいまのところ使ってないです。(それと、写真の部屋はマンションの共用施設です(笑))
今使ってるLCDはまさしくDigi-Keyで買ったLCD-S101D14TRですね。D22TRも2個だけ買ってはあるんですが、液晶も基板もコスト高になりそうで作るのを躊躇してます ^^;
これは最終的に基板と部品でキットにするか完成品にするかでなんとか頒布するところまで持っていきたいとは思っています。(そのためにもできるだけ安い部品で揃えたいところ)


その他:

圏央道ウォークフェスタは自転車で自宅から片道80kmくらいでした ^^; 私自身はご近所…ではちょっとないんですが、その近所に知人が住んでるので教えてもらったのでした。


最後に関連する書籍の紹介を。

Make: 日本語版1~4
いつか買おう買おうと思いつつ結局いままで買ってなかったんですが、やはり書籍という形でこうまとまっているといろいろ刺激されるものがありますね。ぱらぱらめくっているだけで手を動かして何か作りたくなってきます。いつか親子で楽しみたい(そのときまで取っておきたい)本。


と、やはり今日買ったCore Memory。これはいいです。テクノロジーヲタは確実に萌えられる写真集。コアメモリーの拡大写真は私の場合ノスタルジイというよりも知的好奇心のほうが強かったですが、CRAY、CRAY2のセクシーな写真(笑)や真空管時代の各種コンピュータの美しさ(かっこよさ)は見ていて惚れ惚れします。
…と、Core Memoryが楽しめる人にはCOLLECTABLE TECHNOLOGYもおすすめ。ガジェットマニアの私としては実はこちらのほうがよりツボに近かったりします。 こちらはコンピュータではなく各種ガジェット商品の写真集。マジかっちょいい。 たとえて言うなら、Core Memoryは廃墟萌え・工場萌え・巨大建造物萌えに共通する感じ、COLLECTABLE TECHNOLOGYはずばり工業デザイン萌え・レトロ電気製品萌えです。…ってたとえたほうがわかりにくいか(笑)

しかし実に並べたい2冊なのに、微妙~に版形が違う(横幅がちょっと違う)のはどうにかならんのだろうか。高さはほぼ揃ってるんですけどねー…。

と、ここまで書いてAmazonをチェックしたらDIGITAL RETROなんて本をAmazonにお勧めされてしまいました。しまった、これは知らんかった…。おそるべしAmazon。というわけで未見ですがこれも貼っておきますね(未見といいつつ反射的にポチってしまったので明日には届いちゃうんですけどね!w)。

2008/04/17 ■ URWERK UR-202 Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

やっべえ惚れた…


URWERK UR-202。背面に2つ見えるのはマイクロタービンで、空気の流れでタービンを回して動力にする世界初の機構だとか。
っていうかいくらなんだろうこれ(笑)

……って、UR-202はまだ値段出てないみたいだけれども
とりあえず同じメーカーの時計をためしに検索してみたら……○| ̄|_

2008/04/14 ■ フリーダムな時計(2) Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

フリーダムな時計の続きです。
まぁ、そんな引っ張るほどのことでもないっちゃーないんですが。

つまり、この「一見ふつうの液晶時計」。なにがフリーダムなのかといいますと。こうして見ると普通の時計なわけですが…



おおおおお?

…と、いうわけで。
そう、この時計、桁ごとに全部筐体が独立しているんですね。つまり、レイアウトというか「時刻の表示フォーマット」というものそのものが既存の概念から完全に自由という特徴を持つ置時計というわけ。

なのでいろんな置きかたができます。



写真では「時・分・秒」の表示を主に出していますが、これは年月日にすることもできますし、最後の写真のように「桁パーツ」をひとつ使って「ハイフン点滅」表示することもできます。(年月日も表示しているサンプル写真が無いのは、単に試作機を6個しか作ってないからです(笑))
  • 必要な数だけ「数字」を買って、好きなように並べて、時間を表示する
  • 足りなくなったりしたら(たとえばあとで日付も表示したくなったとか)、あとから「数字」を買い足して、やっぱり好きなように並べる
  • 大きさなど見た目が違う「数字」パーツの種類をつくり、てきとうに好みで混在して並べられる。秒だけ巨大な数字にしてみたりとか、そんなかんじで。
これが当初のアイデアの骨子でした。

…しかしこのアイデア、簡単なようでいて意外とまじめに実現しようとするといろいろむずかしい。
「ただの一桁しか表示しない時計をたくさんつくる」だけだと桁ごとの同期が問題になるし、時刻あわせの作業もすごく手間がかかってしまう。桁同士でお互いに同期通信させるにしても、こんどは部品コストや電力コストに跳ね返ってくる。たかだか時分秒だけでも6個同じものを使うわけですから(年月日まで入れたらその倍以上!)桁ユニットの1個あたりのコストは削れるだけ削らないと全体のコストにすごい勢いで跳ね返っちゃいます。そしてさらに「個人の趣味で調達できる部品」という制約も加わってくるのでそれほど凝ったことはできないし。っていうかそもそも凝ったことしようにも私のハードウェアスキルは全く追いつかないんですけどね。

結局最初は見た目かっこいいLEDにしたかったんですが、検討を進めているうちにやっぱりどう考えても電力厳しいので液晶に、など妥協するところは妥協してこのカタチになりました。
同期問題はどうしたか…?というと、実はこの写真には写ってませんが(デモ用ということで外しちゃいましたが)、この時計は「サーバ」と「クライアント」の2部構成になってまして、サーバが時刻情報を送出、各桁がクライアントとして受信・表示というシステムになっています。通信は(部品が安いので)赤外線を使用(やはり「無線」という一線だけは譲れない)。つまり時刻設定はサーバのボタンをぽちぽちするだけです。一度並べてしまった後の操作感などは意外なほど普通の時計として振舞います。

いまはサーバの試作とクライアントの省電力制御のツメをやってるところですが、なんとかきれいに完成させたいなーとか思ってます。まぁ、あと半年くらいかかるかもしれませんがw


…ちなみに、Jonas DamonNumbers Clockものすごい勢いでそのまんまのコンセプトですが、誓って言いますが自作時計がカタチになってきた先週くらいまで私は存在を知りませんでしたw
こちらの時計は有線にすることで電力その他の問題を解決したみたいですね。存在を知った時ちょっと嫉妬したw

※このプロジェクトに関する日記のまとめはこちら
いちおう表紙だけできている(笑)プロジェクトのページはこちら