2020/07/30 ■ E-Bike「Trans Mobilly(トランスモバイリー)E-Magic207」をカスタマイズ(改造)する! Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


前回blog記事に書いたとおり、めちゃめちゃ気に入って乗っている電動アシスト自転車E-BikeミニベロTrans Mobilly(トランスモバイリー)E-Magic207ですが、細かいところを自分好みにするために元の状態からけっこういろいろいじっています。今回は、その改造箇所の紹介。必要な部品や工具はぜんぶAmazonで買えます…!

前提

調整の方法や整備のしかたなどは、学研パブリッシングさんの「ぜんぶわかる!自転車メンテナンス」をスマホに入れておき随所で参考にしました。写真が多くわかりやすいです。

E-Magic207ドロップハンドル化改造


もとのままのフラットバーでもよかったのですが、主に見た目の趣味の問題でドロップハンドル化することにしました。試行錯誤の結果、やはり乗っていてブレーキレバーとシフト操作で持ち変える必要があるのがとてもめんどくさいということがわかったので最終的にシングルレバー操作に落ち着きました。かかるコスト(部品代)はすこし多くなってしまうのですが、ドロップハンドル化するのであれば最初からシングルレバーでつくるのがおすすめです。

必要な部品

ドロップハンドル クランプ径 25.4mmのもの


最初に装着されているフラットバーハンドルを置き換える場合、最初からついているステムをそのまま使うのであれば「クランプ径25.4mm」のものを選ぶとポン付けできます。ハンドルの幅や形はお好みで。

バーテープ


ハンドルに巻くテープはデザインや色など選び放題なので好みの物をチョイスします。私が今回使ったのはこちら。テープの裏側にあらかじめ両面テープがついており、キャップなど必要なものもすべて含まれていて初心者でも安心でした。

ブレーキワイヤ・シフトワイヤアウター

ブレーキワイヤもシフトワイヤもいったん切断して張り直しになります。レバー位置も変更になるのでアウターも流用はせず引き直したほうが無難。せっかくなので色など好きなものを選びましょう。私が今回使用したのはこちら。インナーワイヤもついていたので便利でした。なおセットにあるシフトインナーワイヤは使いません(交換するレバーに最初からついてますので)。ブレーキインナーワイヤは左右で長さが違うので気をつけましょう。間違えて長いほうのワイヤを右に使ってしまうと、左の長さが足りなくて詰みます…。

ブレーキアウターキャップ


ブレーキアウターをぜんぶ引き直した場合、↑のセットだと微妙に付属しているアウターキャップが足りなかったので追加を買っておくとよいとおもいます

ベル

ドロップハンドルは握り部分の径が23.8mmであり、当初装着されていたフラットバー(22.2mm)とは異なります。そのため当初のハンドルについているベルは流用できないため別のベルを用意する必要があります。23.8mm対応のベルを探しましょう。
私が購入したのはこちらですが、このベルは説明文に「取り付け対応サイズ:22.2~24mm」とあったものの実際買ってみると22.2mmにしか対応していませんでした(マジかー)。けど、M4 15mmのネジを別に買ってねじ込むことでむりやり装着することができました。このネジは1本しか使わないので、Amazonよりも別にホームセンターで1本だけ買ったほうがいいかも。

SENSAH STIレバー 2x7s

ブレーキレバーとシフターを一緒にする(シングルレバー化する)場合、7速対応のシフターはあまり種類がなくこれ(SENSAH)にするかシマノTourney にするかの二択になるかと思います。価格はあまりかわりませんが、見た目の好みでSENSAHをチョイス。1x7速があればよかったのですが、2x7速しか選択肢がなかったので左(フロントディレイラー)はワイヤーを切って未接続のままにしてあります。聞いたことのないメーカーのレバーですが、実際使ってみた感じとてもよいです。操作は「内側に軽く倒すとシフトアップ、深く倒すとシフトダウン、すごく深く倒すと2段シフトダウン」になります。


必要な工具

ケーブルカッター

ブレーキケーブルやシフトケーブルを張り直す際に必須の工具。この製品だとカットやキャップ取付時の圧着、アウターの穴を広げて整えるのまでぜんぶできるのでおすすめ。とても使いやすかったです。

メンテナンススタンド・ディスプレイスタンド


リアディレイラーの調整に必須。シフターを入れ替えるのでちゃんと調整する必要があります。とはいえディレイラーの位置(L/H)は調整が済んでいるはずですので、基本はワイヤーの張りの調整だけでビシっと決まるはず。というか決まりました。その調整にしてもこういったスタンドで後輪をフリーにしてあげる必要がありますので用意しておきましょう。


アーレンキーセット

ブレーキワイヤーを締めたりするのに5mmのものを使います。

9mm スパナ

リアディレイラーのケーブルおさえが9mmです。いわゆるセットになっているやつは8mm/10mmとなっていて9mmがなかったりすることも多いので、なかったら確認して用意しておきましょう

プラスドライバー

ブレーキレバーの取り付けやベルなどの取り付けに使います

はさみ

なんでもいいです。バーテープやビニールテープを切るのに使います。

ビニールテープ

バーテープを巻くときにケーブル止めなどにあると便利です

ドロップハンドル化改造

以上の部品・工具を揃えたら「当初のハンドルまわり一式を取り外し」「あたらしいハンドルと関連部品をつける」だけ、です。
注意すべき点は
  • ベルなどの部品はブレーキレバーをつける前にハンドルに通そう
  • ブレーキのワイヤは左右長さが違うので取り違えないように気をつけよう
  • ディレイラーの調整はIN/OUT点はいじらずワイヤーの張りの調節だけでokなはず
これくらいでしょうか。少し手間はかかりますが作業自体はとても簡単です。ディレイラーの調整を丁寧にすれば、特につまるところはないかと思います。 

サドル・ペダルの交換

これは完全にお好みで。普通のサドル・ペダルがそのままつかえます。私がつけたのはこちら


反射板をブレードロックに置き換え




シート下にもともとついていた後部反射板を取り払って、かわりにブレードロックを装着しました。
気軽に移動できる機動性を重視するため、かんたんにロックでき、かつそれなりに強度もある鍵としてこちらのブレードロックを採用
シートポストに装着しようとしたところ、同ポジションにはもともと後部反射板がついていたので、ブレードロックが代替の反射板になるように表面に反射板を切って貼り付けました

また、そのまま装着すると角度的にシートに引っかかり鍵がスムースに取り外せないため、角度をつけるためにゴム板を切って挟んでいます


当初からついていた後部反射板の機能を残したまま、ブレードロックの機能を追加することができました。
このブレードロック。小さい外観にそぐわずけっこう大きく広がるので地球ロックも可能でなかなかよろしいです。


LEDライト、サイクルコンピュータの追加


今回採用したLEDライトはこちら
サイクルコンピュータはこちら


このあたりは完全にお好みで…。今回つけてみたサイクルコンピュータの「キャットアイ QUICK」はすごく小さく・軽く、かつ無線でスッキリとした見た目でよい感じです。ただ使い始めはボタンをい押してスリープから起こしてあげる必要があります。


アクセントライン追加

…と、基本方針として「黒ベースにアクセントで赤を入れていく」という方向でカスタマイズをしていたのですが、ここまでやったところで「なんかやっぱり全体的に見た目が締まらないなあ」と感じておりまして、検討した結果バッテリー部分(ダウンチューブ部分)にアクセントラインを入れてみることにしました。
といってもテープを貼っただけですけれども。







もうちょっとラインは細くてもよかったかな…?という気もします。貼ったテープはこちら。これは本当に切ってまっすぐ貼っただけですね。




まとめ

いまはこれらのカスタムに加えて、チェアリング用の椅子を積載したりしていて、こちらもなかなかよろしいです。
このあたりの話はまた後日!



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