2017/07/26 ■ ダイソーの600円ラジコン2台でレースをする(ための調整をする) Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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ぼくらのダイソー万歳!!!

…というわけで、いろいろなものが100円(税別)で売っていることでおなじみの、庶民の味方「ザ・ダイソー」。最近は100円(税別)におさまらない高額…とはいえ数百円(税別)の商品もけっこうありますが、そんな高額商品の中に「ラジコンカー」があるのをご存じでしょうか。ラジオ・コントロールド・カー。正真正銘、無線で制御し自走するラジコンカーです。なんとお値段600円(税別)!

ダイソーで600円というとちょっとお高い印象にもなりますが、無線でちゃんと操縦できて(前進・後退・右左折フルコントロール!)600円はよく考えなくても破格です。安すぎでしょ。

で、そんなラジコンを発見した子供たちが「パパ!!!!ラジコン売ってる!!!600円!!!」とハイテンションになりながら2台買ったのはいいのですが…

さあ、ここで勘のいい人はピンときますよね。そう、なんといっても新品600円のラジコンカー。2台買ったところでそれらの無線のチャンネルが分かれているわけもなく、同時に走らせようとすると混信してしまうのでありました…。

はてさて、そんなときはパパの出番。ちょちょっと開けて2台同時に走らせられるようにしてみましょう。

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ダイソー600円ラジコンカーはこれ。R/Cカー TypeDというもの。もしモデルチェンジした場合は中身が同一かどうか(同じ手が使えるか)は正直わからないです。

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対象のラジコンカーを2台用意します。調整した感じでは2台同時まではなんとかなると思いますが、3台同時は厳しそう。

電池は単三電池を車本体で3本、送信機で2本の計5本/台使用しますが、ちょうどダイソーでは「5本パック」の電池も売っているので同時に買っておくとよいでしょう。あと、精密ドライバーが必要です(これもダイソーで売っています)。

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電池を入れて、本体・送信機をそれぞれ開腹。ネジはそれぞれ4カ所ずつ、印をつけたところです。(印をつけていないところは開ける必要がありません)

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開腹すると、本体・送信機それぞれに「これを回すのだ!」と言わんばかりの部品がありますね。ええ、ええ。これが周波数を決めているので、2組のラジコン本体・送信機で別々の周波数帯になるように調整を離してやります。

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・ラジコンA本体、A送信機→それぞれつまみを締め込む方向にずらす
・ラジコンB本体、B送信機→それぞれつまみを開く方向にずらす

まず送信機を調整し、その送信機の電波をちゃんとつかむように本体側を調整します。ラジコンA送信機でA本体が操縦できるがB本体は動かない、逆にB送信機ではB本体が操縦できるがA本体は動かない、という状況になるまで調整をおたがいに「離して」やればokです。

なお、遠くでは反応しなくとも接近させると動いちゃったりしますし、ちゃんと送受信機の周波数が合ってないと少し離れただけで動かなくなってしまったりもするので、ある程度設定が決まったら距離を変えてテストしましょう。

…というわけで、あっという間に無事2台同時に混信せず使えるようになりました。細かくステップごとに写真込みで書きましたが結局のところ蓋開けてちょっと調整するだけなので実作業時間は数分です。

このダイソーラジコン、ほかにも「まっすぐ走らない」とか(ステアリングが自然にセンターに戻るようにばねでも仕込めば直るんじゃないかなー)(←よく見たらセンターに戻る機構自体はあって、トリム調整もできるようになっている。けど、トリム自体が動かしているとどんどんずれていってしまうためにまっすぐ進まない、という状態。トリムを固定してやればまっすぐ進みそう)とかいじりたくなるところがいくつかあるのですが、部品取りとしても改造して遊ぶベースにするにしてもなかなかお手頃で楽しいのではないかと思います。えへへ。

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