みなさんM570t愛用してますか!!!愛してますか!!!
トラックボール、特に親指トラックボールをこよなく愛するみなさん。M570やEX-G Trackballに依存しまくっているかたも多いかと思いますが、「モバイルに適したトラックボールがない」「というかBluetoothで繋がるトラックボールという時点で既に無い」「なので結局デスクトップではトラックボールを使っているが、モバイル環境ではマウス(ないしトラックパッド)をやむなく使う」なんて悩みはないですか!ありますよね!ありますよね!!!
私もそんな悩みを抱える悩める子羊のひとりでしたので、常日頃からあー神様、モバイルに適した親指トラックボールが突然空から降ってこないかなー、みたいなことをぼんやり思っていたのですが…突然!空(Digio)から!ほんとに!降ってきた!のですよ!!!!ひゃっはーーーー!!!!
いや実際、トラックボールはもともと形状的にコンパクトにならないから…というのもあると思うのですが、そもそも無線化すら遅かった。んで、2017年の今でも「モバイルPCで使いたいのでUSB端子を塞ぎたくない、Bluetoothで繋がるトラックボールはないか」と思った瞬間に選択肢はKensington ExpertMouseしかなかったりしました。ていうかきみきみ、モバイルって大きさじゃないでしょなんでワイヤレスモバイルトラックボールのほうはBluetoothじゃないのよ、みたいな。つーか俺は親指でくりくりしたいんですよ人差し指もそれはいいと思うんだけどさあ、という。
そんななか!ついにあらわれたのです救世主が!!その名も
Digio2 Q 極小 トラックボール Bluetoothマウス
ででん!
しかも同形状で有線、無線(USBドングル)、Bluetoothのバリエーションが用意され、さらにカラーバリエーションもずらっと揃う充実ぶり。M570tのほかにもエレコムさんも親指トラックボール出してますし、ひょっとして親指トラックボールの流れ、来てる?
というわけで、さっそく買ってみましたDigio2 Q。当然ながらずっと欲しかったBluetooth版!
少し新鮮なのが、トラックボール初心者向けに持ち方の指南が載っているところ。「女性にも扱いやすいサイズ」というコピーや、カラーバリエーションの充実っぷりからしてもトラックボール初心者にも向けて、市場を切り開こうというメーカーの決意を感じます。ありがたやありがたや。
サイズ感はこんな感じ。いわゆる「モバイルマウス」と比べるとかなり大柄ではありますが、それでも従来のトラックボール比ではかなりコンパクト。そして、肝心のボールサイズはまったく妥協がないためポインティングのやりやすさはまったく遜色ない。これはすてきです。
操作部はトラックボール、左右クリックのほかスクロールホイール(回転時のクリック感はなし)、進む・戻るボタンの5ボタン1ホイール。売り文句にもなっていますが、クリックのスイッチは静音タイプであり静かな環境で使ってもカチカチといった音はほとんど聞こえません。M570tは使っているとわりとすぐスイッチがへたって(チャタリングして)しまいましたが、Digio2 Qの耐久性がどうかはこれから使い込んでみます。
形状はM570tのパームレスト部分を縮めたような形になっています。また、ボタン部の角度のつきかたが浅く、手のひら置く向きが若干異なります。
パームレスト部が短いので、成人男性が手を置くとすこし手のひらが浮くような状態になります。
で、これ、疲れるかなあ…と思ったのですが(実際店頭で手を載せたときはそういう印象だったのですが)実際じぶんのものとして使い始めてみると思っていたよりずっと「気にならない」です。
Q筐体の背の高さがそれなりにあるので、手を置いたときに指の付け根がしっかりと当たり、また手首が机に乗るのでこの2点で手のひら全体の重量を自然と支えます。マウスの場合はここから手首を動かす(手を浮かせる)必要があるのですが、トラックボールはこの状態からまったく手のひらを動かさないので、イメージしていたよりずっとストレスがない、と感じました。M570tのような「包むようなしっくり感」こそないものの、少なくとも「手を置いていてつらくはない」です。
と、「筐体の背の高さがそれなりにある」ため「ストレスがない」のですが、それは裏を返すと(繰り返しにはなりますが)小さい小さいとは言ってもモバイル用としてはけっこうでかい、という意味でもあります。いやでも、このサイズでこの操作性なら万々歳!
(ぎりぎりですが)A6メッシュケースにも収まっちゃう。
ボールサイズはM570tとまったく同じ34mmボール。同サイズなので
ボールの入れ替えだってできます(ちゃんと動きます)。
というわけで、いやほんと、マジで、
私はこれが欲しかったんですDigio先生!!!ありがとうございますありがとうございます!!!!!
GPD Win/GPD Pocketと組み合わせて自分はモバイル用ポインティングデバイス、とうぶんこいつを持ち歩くことになると思います!