2014/07/26 ■ 7月25日午前0時に始まった「3D小説 bell」が面白すぎてやばい Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

7月25日午前0時から始まった「3D小説 bell」が面白すぎてやばい。マジでやばい。
…いやいや「3D小説」ってなんだよ、飛び出すのかよ、って…そうなんですよ飛び出すんですよ現実世界に3D小説公式サイトはこんな一文から始まっています。
 3D小説はweb上で連載される小説だが、読み進めるだけではハッピーエンドは訪れない。
あなた――「読者たち」が協力し合い、問題を解決しなければならない。
そうすることではじめて、誰にも、作者にも描けなかったハッピーエンドがみつかる。
つまり
  • 小説がWeb上で連載されている…のだが
  • その小説の時間軸は現実世界と完全に同期している
  • 小説の世界が現実世界とリンクしており、また現実世界から小説の世界に干渉できる
  • そして現実世界からの干渉によって物語の進行が変化する
というもの。そしてこういう話を聞いてぼんやり「常識的に」イメージするよりもはるかにダイナミックに小説世界と現実世界がリンクしており、解かねばならない謎も非常に多く多彩。これが今まさしくリアルタイムで進行中なわけです。この同期感はリアルタイムに追ってこそ最大限におもしろさを体感できるので、みないますぐ巻き込まれるべき!


繰り返しになりますが、現実世界と小説世界とのリンクはリアルタイムに行われます。たとえば小説の登場人物と読者がニコニコ動画に投稿されたボカロ動画のコメント欄を通じてコミュニケーションしたりします(もちろんそのコミュニケーションは作中に反映される)

なお動画のコメントから当時のコミュニケーションの様子を知りたい場合は、動画プレイヤー右側の
カレンダーボタンを押し、作中の時間(2014/07/25 20:00など)にコメント状態を戻すとわかりやすいです。

この動画の中だけでなく、投稿者のマイリストなどありとあらゆるところに謎が埋め込まれ、小説の中とリンク。そしてこういったネットの中の世界だけでなく、現実にある書店・駅などにもヒントが置かれ、実際に誰かがそこへ行かないと作中の問題が解決しません。現実の世界も初日に判明しているポイントだけでも秋葉原・長野・鳥羽と広範囲に渡っています。

まあともかくおもしろいので、まずは読んでみましょう今読みましょうすぐ読みましょう!
あとから進行に追いつくには、公式の小説を第一話から順に読み進めるのが間違いありません。ページ下の「次の記事」を順繰りにたどっていくだけで進行がすべて把握できる(後からでも追いつける)ようにできています。1日あたりかなり分量があるのですが、ひとまず「7月24日」「7月25日」の2日ぶんだけでも読むべし!ここまで読めばこれがいったいどういうものかはだいたいわかるはず。そして面白く・参加したくなってくるはず。
その上で、謎を解いたりしている読者たち(作中にならい「ソル」と呼ばれています)のリアルタイムなコミュニケーション・進行状況を知りたかったら
あたりを眺めるといいです。特にGoogle docs!参加しているユーザの編集模様がリアルタイムでおたがいにわかるので、謎の検討が非常にライブ感あります。これはとてもおもしろい。

そして、あまりにも面白いがために…そして時間の進行が現実世界の時間にリンクしてリアルタイムに進むだけに…気になり出すと…仕事が…
というわけで冒頭に書いたようにマジでやばいわけでした。うはー。