Oculus Rift製品版(CV1)の予約がついにはじまり、高いだとかKicksterter出資者には製品版がプレゼントされるだとかいろいろ大騒ぎです(もちろん私はKickstarter出資組!)。つまりはついに「製品版Oculus Riftが手元に届くことがリアルにイメージできる時期」になってまいりました。というわけで、市民の義務として「Oculus Riftさまをお迎えするための環境」を整えて正座しながら待たなければならないわけですよ。ですよね。
ところがOculus Riftさん、当然のことながらPCの要求スペックが非常に高いのです。グラフィックスカードはかなり最近の高スペックのもの、基本的にデスクトップPCが求められています。推奨スペックの最低限でGTX780TiかGTX970ですから生半可ではありません。このスペックを市販のPCでまかなおうとすると(そもそもメーカーPCではほとんどありませんが)がっつりごっついゲーミングデスクトップPCになってしまいます。
でも、Oculus Riftでいろいろデモとか作っていくことを考えたらデモ環境をあちこち持ち歩くこともできたほうがいいような気もします。フルタワーでがっつり豪快にハイスペックPCを用意してしまうとそれはそれであとがつらい予感。
ないものはつくるしかない。
ので、「携帯可能かつハイスペック、Oculus Riftさまをお迎えできる夢のゲーミング・ポータブルPC」をつくってみることにしました。題して「週刊小型Oculusマシンをつくる」!