2015/12/10 ■ 超簡単超安価にWiFiデバイス開発!部品代600円でTHETAリモートシャッターをつくる Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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この投稿はRICOH THETA Advent Calendar 2015 10日目の記事です。
4日目も私のTHETA記事、ならびにその前日のblog記事もTHETAネタですので未読でしたらあわせてどうぞ。

さいきんにわかに話題のデバイスESP-WROOM-02、ご存じでしょうか。秋月電子通商で1個450円!(※10個以上の数割)という低価格なWiFiモジュールです。…といってもまだピンとこないと思いますが、この価格で、WiFiが使えて、技適済(!)で、32bit MCUを内蔵していて(!)、ひととおりのプロトコルスタックを内蔵していて(!)、そしてそしてArduinoなどにこのモジュールをぶら下げてWiFi通信する…だけでなく、このモジュール自体に自分のプログラムを書き込んで単体で(電源ぶち込んでやるだけで)動作させることができ(!!)、さらにはその開発がArduino IDEでできてしまう(!!!)

繰り返していいますが、このモジュールが450えん。いやあ世の中どうなってるんだマッタク!
…というわけで、センサや自作デバイスなどを気楽にWiFiにぶら下げられる素敵モジュールESP-WROOM-02。今回はこれを使って次世代THETAリモートシャッターをつくってみることにしました。

前記事とあわせて「またTHETAリモコンかよ!」という声も聞こえてきますがすみません、これ8月にはできてて記事化さぼっていたものなのでやはりここでまとめさせてください(笑)

2015/12/04 ■ デジカメとTHETA SをFlashAirで連動撮影!全天球×通常写真の素敵な関係 Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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この投稿はRICOH THETA Advent Calendar 2015 4日目の記事です。
昨日のblog記事別のAdvent Calendar向けの記事でしたが、こちらもTHETAネタですので未読でしたらあわせてどうぞ。

全天球カメラTHETA S。このカメラはスマートフォンとWiFiで接続してシャッターを切ることができるのですが、THETAシリーズの3代目となるSからはいままでのTHETAとWiFiの接続方法(プロトコル)が変わりました(なのでスマートフォン側のアプリが別になっているのですね)。

以前のTHETAではスマートフォンとカメラの間をPTP/IPというあまり日常では見かけないプロトコルで接続していたのですが、そのためこのプロトコルを真似してシャッターリモコンを作ろうと思うLinuxが動く機械を使ってガリガリとPTP/IPで通信するプログラムを書く下回りの部分から通信プログラムが書けるマイコンを使ってガリガリとPTP/IPで通信するプログラムを書くかしかありませんでした。

と・こ・ろ・が。

前述のとおり、THETA Sではこのプロトコルがガラっと変わりまして、HTTP+JSONというWebでとてもよく使われている方式になりました。結果として、いままでリモコンには使えなかった「HTTPしか喋れない」デバイスでもTHETAの制御ができるように!なったのです!これはすごい!やったあ!

2015/12/03 ■ THETA S長時間稼働ジャケットで長時間全天球ライブストリーミング Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

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この投稿は第2のドワンゴ Advent Calendar 2015 3日目の記事です。
(ちなみに昨年のドワンゴ Advent Calendar 2014参加記事はこちら→リアルロボットバトル バトロイド視覚システム解説(Oculus Riftで2mサイズの戦闘ロボットを操縦してみた)

「世界のすべてを記録する」全天球カメラの新製品「THETA S」みなさん使ってますか?

THETA SはいままでのTHETAから画質が大幅に向上し、動画の画質・フレームレートも向上、そして全天球動画のライブ出力(USBカメラとしてなら1280x720 15fps、HDMI出力は1920x1080 30fps)も可能になったすごいやつです。

しかし、実際つかってみるとわかるのですがこの「ライブ出力」、結構本体が熱を持ってしまい連続使用しているとサーマルシャットダウン(熱からの回路保護のための自動電源断)がおこってしまいます

「使用開始時にはかならずあらかじめフル充電しておく」(充電しながらだとより熱を持ちやすくすぐ止まる)といったTIPSも伝えられていますが、フル充電からライブ出力しても条件によって数時間で止まってしまうことも。

というわけで、「長時間使用でも止まらないためのTHETA S用空冷ジャケット」を作ってみることにしました。