2015/07/15 ■ WiFi体重計を買ったら1ヶ月で体重が約9kg落ちたはなし(低意識ダイエット) Twitterでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

たしかあれはVRまつりの時だったかとおもいます。
お風呂にあるいつものあれ。ごく一般的な体重計。しばらく乗っていなかった、あれにふと乗ってしまったときに。自分に、衝撃が走りました。

…9、、、、94.5kg…!?

わりと暴飲暴食だいすきな私ですが、体重は87~89kgくらいをずっと推移しておりました。いや、まあ、これでもじゅうぶん肥満で健康診断の結果もいろいろとヒドイのですが(笑)食ってもぜんぜんこれ以上増えないしこれはこれでいいじゃんみたいにテキトーに構えていたのです。しかし、、、増えてんじゃん!思いっきり増えてんじゃん!維持できてないじゃん!
このときはまあなんというか見なかったことにする(たまたまかも…)というステキ選択肢をチョイスしたのですが、その後しばらくたってもう一度体重計に乗ってみたところ、やはり94kgオーバーをマークしたことから

さ す が に こ れ は や ば い

というわけで、ダイエットをするためのガジェットを買うことにしました。

Withings smart body analyzer

ダイエットするなら、まずは自動的に記録をつけてくれるWiFi体重計が必要です。必要ですよね。

最初に買ったのがオムロンのWiFi体重計 HBF-253W。これはこれでとてもよい(使用者のプロファイルを設定しておけば、体重計に乗るだけで自動的に電源ON、誰が乘ったかを自動判定し、測定、そのままWiFiで測定結果を同期…までしてくれる)のですが使ってみるとどうも自分の使い方とはちょっとかみ合わないことがわかりました。





オムロンのWiFi体重計はどうにもハードウェアはいいがWebサービス側がいけてない。というわけで、結局この体重計は社内ガジェット流通網を経由して人に譲り、冒頭の写真のWithings Smart Body Analyzer WS-50を買い直しました。上のツイートのとおり、Withingsに乗り換えたわけですね。オムロンのものよりちょっと高いですが、Web/アプリ側は「業界標準」だけあってだいぶこなれていてIFTTTにもレシピがありさまざまな外部Webサービスと連携をさせることだってできます。(そしてオムロンのものと同じように、体重計に乗るだけでプロファイル自動判定・測定・同期までやってくれるので楽ちんです)

IFTTTと連携もできるわけなので、(WithingsのWebサービス自体にもそういう設定はあるのですが、あえてIFTTTを使ってみました)体重計に乗ったら自動的に計測結果をツイートするようにレシピを組みます。


うーむ、かんたん。
結果としてこうなります(当初だけ「#意識の低いダイエット」タグを使っていないのでタグが違います)





いやまさに公開処刑。でもこの体重自動公開ツイート、しばらく体重垂れ流しているうちに公開すること自体には慣れちゃう&増えるとちょっと恥ずかしい、という意識が芽生えるのでダイエットには結構効果がある(あった)と思います。

なおWithings Smart Body Analyzer WS-50自体もたいへんすばらしく、CO2濃度を計測し居室の空気の質を示してくれたり、体重だけでなく心拍も計測してくれたりなどと無駄にガジェット感あふれています。とてもたのしい。



Motorola moto360

体重が順調に記録されていくようになると、つぎは活動量(どれくらい歩いたかとか)も記録したくなりますよね!…いや、もとい。活動量を記録するガジェットも必要になりますよね!必要です!
最初こそ(それまでも大変便利に毎日使っていた)Pebble Smartwatchに活動量記録アプリなど入れてみたのですが、せっかっくならもうちょっとこう、なんというか、その、新しいガジェットがほしい

Withingsにも活動量計はありますし、超絶かっこいい時計型活動量計なんかも出てきたわけですが、ここは最近ずいぶんお求めやすくなりソフトウェアのアップデートで技適にも対応した、Android wear対応のスマートウォッチ moto360をぽちっと…

結論としては、この選択はなかなかステキでした。最初のソフトウェアアップデートにちょっと手間取りましたが、一度設定が終わったらあとは快適。なんといってもカッコいい。円形ディスプレイのシンプルなデザインはとてもよいです。懸念していたバッテリーの持ち(体感で丸1日はちょっとぎりぎり持つかどうかって感じ)は、いまのところときどき充電切らしちゃいますがまあなんとかなってます。あ、そのためにも充電台は自宅と会社両方に常備しておくといいです。
スマートフォンの通知を得るだけなら正直Pebbleのほうが使い勝手よいのですが、心拍を含めた活動量の記録、記録したデータのGoogle fit(そしてWithingsとの)連携、腕につけておくデバイスとしてのデザイン、といったところから今はmoto 360が最もお気に入りになっています。

活動量の記録も
自転車・徒歩を自動判別して記録してくれますし、眺めていても記録結果にはそれなりに納得感があります。活動量の記録をすること自体はそれほど意味はない(別に記録を見直して分析なんかしない)のですが、記録があることで毎日一定以上の運動をするきっかけになっています。先の体重大公開処刑もそうなんですが、可視化ってモチベーション維持のためには大事です。
いやなによりほんと、moto 360、いま値がすごく下がっていてこの価格ならアリですよ!(そして充電台の追加も忘れずに!)




低価格SIM NifMo 10GBプラン

活動量の記録をするようになると、もちろん動きたくなります。がっつり走ったりするのは苦手なのと、最近とても暑くて昼間に自転車という気分でもないので「会社帰りを歩く」ようにしてみました(行きは暑いので電車)。となると、その歩いている間がとても暇なのでなにか娯楽が欲しく…動画とか垂れ流しておきたい…けどLTE回線の通信量が…ぷらら3Mbpsなどの高速定額制は通信速度が安定しない…

結局考えた結果、メインで使っていた回線をNifMoの10GBプラン(音声つき)にMNPで乗り換えることにしました。回線速度が安定して速いとの評判で、無制限ではなくデータ容量制なのでそこまで急激に混雑することもないんじゃないかという予想ができ、音声通話対応もでき(つまりメイン回線を置き換えられる)、音声契約があった場合でも縛りがそれほどきつくなく(6ヶ月解約制限)、月10GBあればかなり雑に使ってもまあ足りるんじゃないか、という理由です。あと大きいのがMNP含めた音声SIMの契約手続きがヨドバシカメラ(秋葉原)の店頭でその場でできる(空白期間ができない)ところ。ささっとdocomoを解約し、NifMoへ移行。

結果、毎日1~2時間のウォーキングをしている間LTE回線使ってHuluで映画を流しっぱなしにするという超富豪的使い方だと10GB(ないしは直近3日間2.2GB)制限でまあなんとか間に合うかもという感じ。余裕を見るともう一声容量が欲しいところではありますが、充分以上に快適ですね。
移動中好きな動画を垂れ流す、というのは実はこのサイトというか自分のはるか昔からの重要なテーマなのでこのあたりは後日あらためて深く掘り下げて書こうかなと思います(CE-VR1&eggyの話とかCCClientとか携帯動画変換君とか24時間ワンセグ野郎とか、あとUP300xをはじめとしてウェアラブルにはまってたのも全部、全部「移動中好きな動画を垂れ流す」ためのものですね)




セブンプレミアムの惣菜とnanaco

セブンプレミアムの惣菜、おもしろいです!
ガジェット買いつつしかたなくダイエットをはじめるわけですが、手段としては運動量を増やしつつ糖質を抑えようという、まあ、なんというか、定番な手法をなぞります。
で、その「糖質を減らす」ためにいろんな食べ物の食品栄養成分表を眺めていくわけですが…コンビニの惣菜、見ていくとけっこうあるんですよね低炭水化物な食べ物。

これまで間食大好きマンだったのでちょいちょい何か食べてたのですが、そういう食べ物を「低糖質」で置き換えていきます。
たとえば…
こんなふうに仕事しながらサバの塩焼き(炭水化物0g)かじったり。

このスモークタンスティック(炭水化物0.4g)なんかもとても間食によいですね!あとチーズとか。

で、このセブンプレミアムの惣菜。いろいろ種類があってたのしいのですがなんと(7月31日まで)nanacoで5個買うと1個プレゼントというキャンペーンをやっているので全力で乗っかります。というわけで、ガジェットとしてnanacoカードもゲット。


低意識ダイエット

そんな流れでガジェットを揃えて始めたダイエット。進捗は(体重公開ツイートも含めて)Twitter #意識の低いダイエットタグで随時報告していますが、このタグのとおり「低糖質」ならぬ「低意識」ダイエット、というコンセプトにしています。

ベースは(先ほど少し書きましたが)
  • 日常の運動を増やす(具体的には、会社から6km歩いて帰るようにする)
  • 糖質制限(ご飯・パンの類は一切口にしない。そのほかも可能な場面では低糖質を心がける)
というセオリー通りの行動をしています。が、「低糖質」はえてして先鋭化し低糖質を心がけるあまり口うるさい低糖質オジサンになってしまいかねないので、コンビニ飯などで成分表とにらめっこしながら食べるときは糖質20g/日目標(あくまでも目標)のわりとストイック目な選択を心がけつつ、そうでない外食などの場面ではそこまで厳しく考えずに主食以外の食べたいものをわりとゆるく食べる、という運用にしています。
結果的に、コンビニ飯のストイックな低糖質選択がそのまま(あんまりがつがつ食べるという感じでもなくなるため)カロリー制限にもつながっていて、順調に体重が減っています。
いっぽう、緩い時はほんと緩いので食べ放題大好きマンとしては非常に頻繁になにかしらの食べ放題でモリモリ(主食以外を)食っているので低意識であることには違いないのでした。

冒頭で紹介したオムロンのWiFi体重計で初回の計測をしたのが6月16日の午前12時22分。測定値は94.45kg
それからちょうど一ヶ月。最新の測定値(7月15日午前8時6分)は85.6kg

まだ標準体重には遠いですが、引き続き意識低めで続けていこうかなとおもっています。


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