もともとポメラはそのガジェットとしての性格上、こういう「遊撃隊」的な存在というか、ちょっとした出先でガシガシと書くだけ書く→戻ってきたらそれを「母艦」に吸い上げる、という使い方が中心になると思います。
で
実際それをやってみたら、「ファイルを(わざわざ名前をつけて)保存」して、そのファイルをPCで読み込んでテキストエディタで開いてコピーしてブラウザにペーストして…って
なんてめんどくさいんだあああ!と。そんな風に思ってしまったわけです。そんな無茶な、とも思わんこともないですが、思ってしまったんだからしかたない(笑)
メモを取って保存する時とか、議事録取る時とかなら今のままでいいんですよ。でも、「ちょっと昼飯食いながらblogエントリ書く」なんて軽ーい使い方でもいちいちファイルに保存するのはどうなんかなと。どうなんか、って発想そのものをしませんかそうですか。
まぁ、そんなわけで。できました。pomeraCopy。
ってプログラムそのものはたいしたものじゃないんですけどね。中身は「自分が起動したドライブのルートにある"text~.tmp"ファイル(ポメラのテンポラリファイル)を読み込んでクリップボードに入れる」という動作をしているだけです。実行ファイルのサイズにしてわずか2KB(笑)。(ポメラの少ない内蔵メモリに置くので強く意識して小さくなるよう書いたからこそのサイズではありますけどね)
でも、そんなちょっとしたプログラムと「APO Usb Autorun」で、昼に欲しくなった機能はほぼ完璧に実現することができました。
ポメラでだらだら雑文を書く「APO Usb Autorun」を併用しない場合は、(ポメラの)ドライブを右クリック→「ポメラで編集中のテキストをコピー」を選択することでクリップボードに入ります。
→保存しないままキーボード閉じる
→自宅に戻ってきたらPCに(USBで)繋ぐ
→あら不思議、それだけでPCのクリップボードにさっきまで書いていた雑文がIN
→あとはWebフォームなりなんなりにぺたっとペースト
せっかく手軽にテキスト書ける端末を手にしたんだから、そのテキストを利用するまでのステップも手軽にしたいなと思った次第でした。
(もちろん、このblogエントリはpomeraCopy実戦投入第一段(笑))